ヒトメボ

恋愛科学カウンセラー

荒牧佳代

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読了時間:約4分

 「付き合った途端に電話しなくなった」「終わったらすぐ寝てしまう」…など、女子の彼氏に対する不満をよく聞きます。まわりのサンプルを見る限り、多くの男性が不得意とすることなんだろうなとは思いつつ、本当にどうしようもないことなのかは疑問…。そこのところ、どうなんでしょうか?

「男性には『彼女がこうしてほしいんだろうな』ということは認識できても、生物的・本能的な特性のせいで“なかなか難しいこと”が存在するのです。期待すると、自分の思い通りにならなかった分だけストレスがたまります。いっそ『男の人にはできないこともあるんだな』と受け入れたほうが、精神的なダメージも減って、心地よく恋愛関係を維持できますよ」

 こう教えてくれたのは、恋愛科学研究所所長の荒牧佳代さん。なるほど、精神衛生上、諦めたほうがいいこともあるんですね。というわけで、“女子はしてほしいけど、諦めたほうがいいこと”をご紹介!

長電話

「男性は恋愛に関して、“性につながらない時間”を本能的にムダな時間として認識します。電話は彼女を見ることも触ることもできないため、男性側の欲求を満たせません。そのため、いつ終わるともわからず、結論も見えない女子の長電話に付き合うのは、ラブラブ期でもないかぎりとても苦痛。『○○の話がしたいんだけど、○分いい?』などと伝えてから話し始めれば、終わりが見えるので、少しは男性の苦痛が緩和されるでしょう。どうしても話したいときは『会いたい』とお願いしたほうが、OKされやすいかもしれません」(同)

 なんと! 楽しいはずのおしゃべりが、まさかムダな時間だと思われていたなんて…。でも、そうだとわかれば彼氏の気のない反応にも納得です。

記念日を忘れないこと

「男女では、記憶をつかさどる脳の構造に違いがあります。女性は男性よりも記憶をつかさどる“海馬”が発達しているので、基本的に男性よりも記憶力が優れています。また、その海馬と感情をつかさどる“扁桃体”との連携が男性の脳よりもスムーズなので、“嬉しい”“楽しい”など感情を刺激する出来事があると、感情と出来事をセットにしてしっかり記憶できるのです。女性が記念日を忘れないのはそのため。

一方、男性は“繁殖し、自分の種を可能な限り多くばらまきたい”という本能を優先させるため、“交際している=すでに攻略した”女性に関する過去の記憶は、あまり“重要なもの”と認識されません。新しい女性との出会いを求める場合、過去のしがらみ(記憶や思い出)が障害となるからです。また、女性に比べて海馬と扁桃体の連携が弱いこともあり、交際記念日などを記憶していられないのです」(同)

 男性が記念日に興味がないことはなんとなく感じていたものの、脳が“不要”と分類するほどだったとは! 「なんで忘れちゃったの!?」なんて怒ったらかわいそうですね。

腕枕

「男性は射精の直後、“プロラクチン”というホルモンが大量に分泌されます。このホルモンには、性欲を抑える作用があり、体も休息モードになります。次のセックスのための準備として、自然と体を休めようとするのです。そのため、甘いピロートークができなかったり、すぐに背を向けて寝てしまったりする男性がいても、無理からぬことかも。変えられない男のサガとして、受け入れましょう」(同)

 彼氏がすぐに寝てしまうと、ショックも大きいもの。でも、ホルモンのせいで“休息状態”になるんだと思えば、精神的なダメージはゼロ。腹も立たなくなりそうです。

「男性は、お目当ての女性を口説いている間は、“狩猟本能”のおもむくままに全力を尽くします。口説き落とすまでは、いつもより少しムリをして自分をカッコ良く演出しているのです。そのため、念願かなって交際し始めたあとが彼の通常モードの姿。通常モードに落ち着いた彼に再びマメなことを望むのは、ちょっと難しい注文かも。どうであれ、彼からの愛情が感じられるなら、交際している状態が彼にとってはベストなのです。関係が安定しているからこそ、自分にムリのないペースで振舞っているのだとポジティブに考えましょう」(同)

 決して気持ちが離れていっているわけではないんですね。それなら安心!

 今回挙げた代表例以外にも、男子が “本能的に苦手なこと”はたくさんあるのだそう。できないことを求められると、彼氏も気分がよくないだろうし、それをちゃんと理解してガミガミ言うのをやめれば、お互いに気持ちよく交際を続けることができそうです。ケンカも減って、逆にラブラブモードになれる…かも?

(小倉杏)
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ライター

小倉杏

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