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2017.03.28
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2017.03.28
現代はストレス社会。仕事や人間関係でストレスが溜まることは多いと思います。そんなとき、皆さんはどう発散していますか? 発散できずに自分の中に溜め込んでしまう人も多いですが、特に男性にその傾向が強いような気が。彼氏がいつもより元気がなかったときに、「どうしたの?」と聞いてみて、「別に」「大丈夫」と言われた経験はありませんか? 実はこの台詞、男女で意味が違うようなんです。
「男性が『別に』『大丈夫』と言うときは大抵不機嫌で、ぶっきらぼうに言いがち。女性としては、“そうは言うけれど、何かあるのではないか”と、気を揉んでしまいます。男性としては“今は放っておいてくれ”というニュアンスなのに、女性のほうが親切心で『どうしたの? 不機嫌そうなのに、なんで私に話してくれないの?』といった具合に迫り、男性がイライラしてしまうという構図はよく見かけます」(恋愛カウンセラー・五百田達成さん)
ふむふむ。筆者もこれで何度か言い争いになったことがあります…。では、男性に『別に』『大丈夫』と言われたら、放ったらかしにしておくのが正しい対応ということ?
「こういった場面で男性が女性に求めているのは、つかず離れずで暖かく見守る姿勢。なので、完全に放っておいて『あなたが大丈夫になったら連絡してね』というふうに連絡を断つのはNG。メールでも電話でもいいので、コンタクトはしっかり取り続けたほうがいいですね。そのときは、その問題には触れずに当たり障りのない話題で話すようにしてあげると◎。で、男性からその件について切り出してきたときに、相談に乗ってあげるよう心がけましょう」(同)
なんとも繊細微妙な男心…。男って本当にワガママ! と、女性に愛想を尽かされなきゃいいですが(汗)。
「『別に』『大丈夫』と口にする男性はいわば思春期の男の子のようなもの。なので、彼女側は“思春期の息子を持つお母さん”のように接してあげなければなりません。例えば、思春期の男の子が進路で悩んでいるときに、お母さんがガミガミ『こうしなさい、ああしなさい』と言ってしまうと息子をイライラさせてしまいますよね。でも、男の子の方も見放されたら寂しいと思っている訳で、男の子の方から『進路どうしたらいいと思う?』と相談してきたときに、『あなたはどうしたいの?』といった風に話を聞いてくれることを望んでいるのです。大人の男性であれば『実は仕事でトラブルがあって、今一人でじっくり考える時間が欲しいんだ』と、ちゃんと言えるのが一番いいんですけどね(苦笑)」(同)
たしかに、ちゃんと説明できればいいのですが…自分も子供でした。反省。さらに、話の聞き方・受け答え方にも注意が必要なんだとか。
「男性が自分の問題を提示したときに、女性が上から目線でアドバイスするのはダメ。彼のプライドを逆撫でしてしまいます。まずやってあげるべきことは、『それは困ったね』『大変だね』といった具合に話を全面的に聞き、共感してあげることが大切です。女性が全面的に意見を言うより、彼が何か解決策を出したときに『うん、それはいいと思うよ』と意見を尊重して賛同してあげるほうがベターですね。ですから、最初に言ったとおり、『別に』、『大丈夫』とそっけない態度で言われても、『何が問題なのか教えてよ! 』など質問攻めしたりせず、寄り添う姿勢を見せるのが大切。彼のほうから何かいってくれるまでそっとしておいてあげましょう」(同)
「子供っぽい」なんて怒らずに、焦らずじっくり対応すれば、彼も彼女を信頼してくれるはず。同じ言葉でも、男女で言葉のニュアンスや解釈が違うことを理解できれば些細なトラブルも減っていきそうですね。男性陣も、もう少し大人の対応ができるよう心がけたいものです…!
(冨手公嘉/verb)
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