ヒトメボ

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 日本料理は一汁三菜、とよく言いますが、その一汁に選ばれることの多い「お味噌汁」。おふくろの味を連想させたり、「俺のために毎朝味噌汁を作ってくれ」というプロポーズの言葉も存在したり…と、我々にとってお味噌汁ってとても身近で重要な存在ですよね。

 そんな日本のソウルフード・お味噌汁ですが、育った地域や環境によって、入れる具材には幾千ものバリエーションが存在するもの。みなさんがお味噌汁の具にどんなこだわりを持っているのか、アンケートを実施してみました!

【好きな具編】

「味噌汁といえば、なめこ! トロり感がたまらない」(東京・25歳男性)

「わかめと豆腐のゴールデンコンビに一票。抜群の安定感だから」(茨城・20歳男性)

「ごぼう、大根、人参など、根菜系のお味噌汁が好きです。豚肉が入って豚汁になっているときは、さらにテンションが上がります」(神奈川・30歳女性)

「我が家のお味噌汁は、あさり、しじみが定番でした。子どもの頃からの思い出の味ですが、大人になった今は、二日酔いの翌日に飲んだりしています」(群馬・42歳男性)

「天かすと白菜の味噌汁! 天かすからイイ出汁が出てすごく美味しいんです」(北海道・23歳女性)

「ネギの味噌汁。白い部分にほどよく火が通ってトロッとした状態がベスト。小口切りにした青ネギをパパッと散らすのもおいしい」(東京・29歳女性)

「油揚げの油と玉ねぎから出た甘さが、みそとコラボして絶妙な味わいを奏でると…まさに至福のとき!」(神奈川・35歳男性)

「名古屋出身なので、赤味噌のお味噌汁が基本です。一番合うのは、お豆腐とネギを散らしたもの」(愛知・27歳女性)

「エノキのお味噌汁って最高においしいのに、意外とみんな知らないんですよね。お豆腐ともわかめとも合うしおすすめです」(東京・25歳女性)

「出汁を取ったじゃこがそのまま具になっていて、仕上げに卵をポトンと落とすのが、うちのお父さん特製のお味噌汁。半熟になった卵が入っているだけで、ごちそうの一杯になります。本人も『これだけでごはん3杯いける』と絶賛してます(笑)」(千葉・24歳女性)

 好きな具に挙げた人が多かったのが、「わかめ」「豆腐」「なめこ」などの王道食材。また「玉ねぎ」「大根」「ごぼう」などの根菜系も人気が高いようでした。では反対に、これだけは許せないという具材は…!?

【嫌いな具編】

「じゃがいもを入れるなんて信じられない。味噌汁の中で砕けてドロドロになっておいしくないと思う」(東京・34歳男性)

「彼女がトマトの味噌汁を作ってくれたけど、また食べたいとは正直思わない。トマトって生で食べた方が断然うまいと思う」(埼玉・30歳男性)

「かぶが入った味噌汁。単純に味噌とマッチしていない気がする」(東京・25歳男性)

「お豆腐があまり好きではないので、定番の豆腐のお味噌汁が苦手…」(北海道・23歳女性)

「玉ねぎのお味噌汁って独特の甘味があってなんかイヤ。ごはんに合わない!」(広島・21歳女性)

「こんにゃく。くちゃくちゃした食感が食べてて疲れるし、お味噌汁に入れてもたいして味がしないので」(東京・24歳女性)

「味噌汁に納豆を入れる人がいると聞いて衝撃を受けた」(愛知・30歳男性)

「かぼちゃ、さつまいもはNG。具がゴロゴロしすぎて味噌汁というよりごった煮みたい。味噌汁は出汁の風味を味わいながらサラっと飲めるのが理想」(静岡・27歳男性)

 好きな具として人気を誇りながらも、同じくらい苦手な人も多かったのが「じゃがいも」「さつまいも」などの芋系。「甘いお味噌汁は許せない!」という意見も目立ち、「玉ねぎ」や「大根」もお味噌汁の具材としては賛成派と反対派で好みが分かれるようでした。

 そのほかにも、「キャベツ」「ナス」「もやし」「ニラ」「鶏肉」…などなど、みなさんの好き&嫌いな具材はまだまだ種類がたくさん。お味噌汁の具材が原因で恋人とケンカに発展した…なんて話も耳にしますが、育った家庭の味を象徴するだけに、それぞれの価値観を大切にしてあげたいですね。

(池田香織/verb)
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ライター

池田香織

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