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2016.12.26
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2016.12.26
若いときは、ついつい見た目のいい人に惹かれてしまっていたけれど、年をとるにつれて色気ある雰囲気の人に惹かれるようになった…なんてことありませんか? ところでこの「色気」って、一体どんなもの? 恋愛心理や脳科学に詳しいまついゆうへいさん、教えてください!
「色気と呼ばれるものの正体とは、ずばり『自信』のことを指します。人は、何を考えているか分からない人、心の弱い人といると不安を感じます。しかし逆に、分かりやすい信念を持っている人、心の強い人といると安心します。つまり、色気のある人とは、強い信念と不動心を持った人と言い換えることもできます」(まついさん)
「色気のある人」とは「自信のある人」のこと…うーん、いまいちピンとこないのですが、具体的にはどんなところに色気が表れるの?
「色気の出やすいポイントは、仕草や声、話すときの間、表情…など、人によって違うものです。しかし、最もそれが出やすいポイントがありますので、私が自信のある人とない人を見分けているポイントを伝授しましょう!
…それは、『視線』です。例えば、動物はまず視線だけでライバルの力量をはかり、それだけでは勝負がつかないときにはじめて相手を攻撃します。私たち人間も同じように、普段は意識していませんが、視線で相手の力量を推し測っています。つまり、色気(=自信)を視線で読み取っているということです。
試しに、あなたの周りにいる色気のある男性の目を見つめてみてください。すると彼は、優しいまなざしであなたを包み込むように見つめ返すと思います。しかし逆に、自信のない男性は、すぐに視線をあなたから外してしまうでしょうね」(同)
視線ひとつで色気のあるなしが読み取れちゃうなんて…! ならば、ぜひとも色気のある視線をマスターしたいところ。
「色気のある視線なら、意識的につくることもできます。キーワードは『エンジェルアイ』です。マザーテレサのような優しく相手を包み込むような視線を、エンジェルアイというのですが、これは練習次第で誰でも身につけることができますよ」(同)
エンジェルアイ…いかにも優しそうなネーミングですが、そのコツは?
「マザーテレサの瞳に温かみがあるのは、愛する者を見ているからです。人は大好きな人を見たり想像したりすると、瞳孔が開きます。ですから、これから人と話をするときは、相手の肩越しに大好きな人がいると想像すると、瞳孔が開き、相手を包み込むような優しいまなざしをつくることができます。人は、自分のことを受け入れてくれる人、愛してくれる人、認めてくれる人、重要だと思ってくれる人に惹かれます。あなたが愛する人を『エンジェルアイ』で、見つめることができるようになれば、人からどんどん好かれる色気が身につくはずです!」(同)
色気のある視線って、「セクシーな流し目」だったり「うるんだ瞳」のようなものばかりをイメージしていたんですが、必ずしもそうじゃないんですね~! 今回は「視線」をポイントに色気の謎に迫ってみましたが、視線のほかにも色気を感じるポイントはたくさんあるのかもしれませんね。
(池田香織/verb)
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