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2016.11.16
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2016.11.16
「○○くんってSだよねー」「私Mだからー」
会話の中でふと、そんな話題になることもありますよね。人にはそれぞれ「S」か「M」どちらかのパターンが存在します。気になる異性がどちらのタイプなのかは、誰しも興味があるはず…。そこで、SMバー・SMショーの取材経験をもつコラムニストの菊池美佳子さんに、「S男・M男・S女・M女」を普段の姿から見分ける方法を教えてもらいました!
「Sな男性と言えば自己主張が激しいオラオラ系を想像しがちですが、実際は逆。Sは『サービスのS』とも言われ、心の中ではMの人を喜ばせたい気持ちでいっぱいです。そのため、飲み会では『みんなの好きなもの食べなよ』と周囲に合わせることもしばしば。公では真面目なのは、夜の姿が激しいことの反動だったりもします。とはいえ自尊心も強いため、『その服変だよ』と指摘されるのを恐れて、誰が着ても失敗の少ないモノトーン系の服を選ぶ傾向も」(菊池さん)
「サービスのSに対し、Mは『マスターのM』。様々な願望を主張し、攻められながら習得していくのが好きなのです。稼ぎのいい人にMが多いのは、色々なSMバーで遊び尽くした結果、より興奮するもの・おもしろいものを求めすぎて、最終的にMに行き着いた…という背景が多いよう。また、プレイにおいて自分の身に危険が及ぶこともあるため、普段の生活でも防衛本能が働いています」(同)
「外見に自信があっても、男性同様、ファッションでは冒険をせず、あまり主張しないものを選ぶ傾向があります。また、Sとして相手を調教するのは根気がいる作業。髪を伸ばすまでに時間と忍耐力を要するという点で、ロングヘアを続けている女性はS気質に通じるものがあるでしょう。ヒール靴を避けているのは、足を舐めさせたりするプレイを考慮してのこと。男性に綺麗な素足を提供することを心がけていると同時に、『女王様の足に魚の目なんて許せない!』というプライドもあるのでしょう」(同)
「S女性に比べて変身願望が強く、自己主張が激しいです。そのため、派手なファションや個性的なネイルを取り入れることも。女王様であれば、男性の体をいたわって爪を伸ばしたりしませんからね。ちなみに、犬は飼い主に従順ですが、猫は飼い主に媚びず自由奔放な生き物。ここに自分の性格を重ねあわせていることもあるようです。また、プレイにおいて自分の身に危険が及ぶこともあるため、普段の生活でも防衛本能が働いています。低層階を好むのは、忘れ物をしたときや災害時に迅速に出入りできるようにという、Mなりの防護策でもあるのです」(同)
ちなみに、菊池さんがこれまでに色々な人を見てきた結果分かった、おもしろい分析も。
「男女問わず、Sは焼き鳥で『タレ』を選び、Mは『塩』を選ぶ人が多いです。焼鳥のタレはその店で調合した看板の味ですから、『ここの味はうんぬん…』と批評したいS体質の人は、タレを選ぶ傾向があるんです。また、Sの人はDVDやCDなど、自分のオススメ作品を人に貸したがる傾向があります。おそらく、自分が認めた物には自信があるからでしょうね。Mだったら、相手の顔色を伺ってしまい、積極的にオススメはできないはずです」(同)
なるほど…。ふとした瞬間に、相手の素の姿を垣間見られそうですね。気になる人の素顔はどちらのタイプか、こっそりジャッジしてみましょう。
(池田香織/verb)
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