絶対に売り切れないこと！ 行列に並んでからの待ち合わせが「アリ」だと思う条件

　行列に並んでいるとき、グループやカップルの代表者だけが並び、後から残りの人が合流するシーンを見かけたことはありませんか？　割り込まれたようで不愉快な気持ちになることもありますが、場合によっては「これはアリかな」と思えることも。ヒトメボ読者に、「行列に並んでからの待ち合わせがアリだと思う条件」を聞いてみました。

商品が売り切れない

「先着○名とか、売り切れる可能性のあるお店とかだったら嫌だけれど、並べば必ず手に入るお店ならかまわない」（兵庫・31歳男性）

　必ず手に入るとわかっているなら心の余裕が持てそう。グループで一緒に買うなら、待ち時間もそんなに変わりませんしね。

小さな子どもや老人がいる

「後から合流する人が小さな子どもを抱えていたら仕方がないかなと思う。小さい子は行列に並ぶのが大変だろうし、親も子どもの世話があるし……。老人の場合も子どもと同様で許せる」（広島・30歳女性）

　子どもやご老人は体力がなく、行列に並ぶのは辛いですよね。誰か代表者だけが並び、子どもやご老人は近くで休んでもらうほうが、並んでいる人たちも心配しなくて済みそうです。

事前に合流することを話してくれている

「私が最後尾に並んだとき、前の人に『ごめんなさい、あとで3人合流します。本当にごめんなさい』と謝られたことがあった。丁寧で腰が低かったので、まあいいかと思ってしまう」(兵庫・28歳女性)

　一声かけてもらうと気分が違いますよね。何も言わずに合流されたら嫌ですが、事前に伝えてもらえて、かつ謝ってもらえたなら受け入れられるようです。

トイレへ行っていただけ

「トイレのときは仕方がないと思う。きちんと一緒に並びたくてもトイレへ寄れば遅れてしまうだろうし。でも、1人だけしか許せない。もしも行列に並んでいるときにトイレへ行くなら、1人ずつ交代で行ってほしい」（大阪・33歳男性）

　トイレを済ませてから全員で並べばいいとも思うのですが……。急に行きたくなるときもあるので、仕方がないのかもしれませんね。

人数分の予約をしてある

「レストランが満席のとき、人数と名前を書いて順番の予約をするようなシステムがある。この紙にきちんと人数分記入してあるときは問題なし。最初からそれだけの人数がくるとお店側が把握しているから」（大阪・31歳男性）

　確かに、レストランの場合は順番を記入する紙に人数分記入しておけば、後から来ても問題ありませんよね。予約していることと同じですので、お店側も何も言わないでしょう。

外国人観光客

「外国人の場合、育った文化が違うからなんともいえない。日本ではダメなことでも、海外ならOKということもある。言葉が通じれば日本の行列のマナーを伝えたいけれど、日本語が通じないならどうしようもない」（京都・35歳女性）

　分かったうえで合流したのなら質が悪いですが、それも確認しようがありません。文化の違いだと割りきるしかないですね。

グループ単位で乗るアトラクション

「アトラクションのような、グループ単位で並ぶものはいいと思う。合流する人数が極端に多くないかぎりはそこまで影響があるわけでもないし」（兵庫・27歳女性）

　グループ単位なら、数人増えたところで待ち時間も変わりません。影響があるとしたら、詰めて並んでいた場合、後ろの人が少し下がらなければいけないことくらいでしょうか。

　行列で合流する行為は基本的にマナー違反だと思います。しかし、どんなことにも例外はありますよね。もしそんな場面に遭遇してしまったらムッとしてしまうかもしれませんが、相手の状況も理解しつつ、できるだけ気持ち良く過ごしていきたいですね。

(神之れい＋プレスラボ)