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2016.02.21
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2016.02.21
昔に比べ、「男らしく!」「男なのに……」は言われなくなりましたが、勝手なイメージで過度な期待をされることはあるもの。なかには、「こんなことで言われたくない!」と思うこともありますよね。今回は、ヒトメボの男性読者に「男らしくない」と言われて納得できなかったことを聞いてみました。
「小さいころから食べるのが遅い。コンプレックスな部分でもあるけど、大学時代の女友達と食事に行ったときに『まだ食べ終わってないの? 男なのに遅いんだね』と言われて、傷ついた。こればっかりは直せない」(東京・27歳男性)
男性はガツガツ食べるイメージが強いのかもしれませんが、ゆっくり食べたい人もいるし、早く食べるのが苦手な人もいますよね。
「体型も細くて、洋服もぴったり目のサイズを好んで着ているが、それが気に入らない女子もいるみたい。道で通りがかった2人組の女子が、俺のスキニー姿を見て『うわ、男なのにスキニーって微妙! 気持ち悪い』と言っているのが聞こえた。これはウザかった」(千葉・25歳男性)
最近では痩せ型の男性もたくさんいますからね。その人の個性や趣味には口出ししないのがマナー。
「会社の飲み会で、みんな1杯目は必ずビールだけど、自分は飲めないのでカクテルを頼む。それがいつも笑いのネタで、『男でビール飲めないのはマズいぞ!』とバカにされている。どうしても苦手で無理なんだけど……」(埼玉・28歳男性)
ビールは好き嫌いが分かれますからね。男性だから飲めないとおかしいと言うのは、ちょっと言い過ぎですね。
「パソコン操作が苦手でエクセルもロクに使えず、よく先輩に怒られる。女子の後輩からは『エクセルできないってやばくないですか? 男性ならできたほうがいいですよ』と、冗談交じりで言われた。ムカついたけど、たしかにそのとおりだと思って反論できなかった」(神奈川・30代男性)
苦手なものは克服したいものですが……どうしてもできないものは、皆あります。「男性だから」と突き放してしまうのも気の毒な気がします。
「彼女と一緒にドキュメント映画を観に行ったとき、俺がひとりで号泣。それを見た彼女が驚いて『ちょっと泣かないでよ! 男の子なんだから』と言われた。そんなこと言われても、感動するし涙腺も緩いから許してほしい」(東京・26歳男性)
感情が高ぶったら男女関係なく泣いても仕方ないでしょう。「泣いてもいいんだよ」という曲もありますし。
「自分は美肌に命をかけていて、薬局でも美容部員さんについてもらってアドバイスを受けているほど。それを妹に知られて『マジで? 男なのにやめてほしいんだけど』と嫌な顔をされた。女性よりも肌には力を入れてるので、嫌がられるのもわかるが……」(千葉・30代男性)
美容男子の取り組みに、「女子力で負けた!」と焦ってしまう女性もいるのかも。お互いの努力を認め合いたいものです。
「食事のあとは必ずスイーツを食べたい! 今どきスイーツ男子も多いけど、認めてくれない人もいるみたい。男友達から『男なのに甘党なんて考えられないわ~』と、ちょっと引かれた。スイーツのよさがわからないだけだと思う」(千葉・24歳男性)
逆に、甘いものが苦手な女性もいることでしょう。そこに「男・女らしさ」を求めるのは、違うのかもしれませんね。
「らしさ」を求める側は軽い気持ちで言っているかもしれませんが、言われたほうは気にしているようです。すべてを否定するのではなく、多様性を認めて寄り添う気持ちが大事なのではないでしょうか。
(chan-rie+プレスラボ)
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