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2016.02.10
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2016.02.10
SNSを見ていると、自分の姿を自分で撮影した「自撮り」を載せている方って大勢いますよね。テーマパークや観光スポットだけでなく、街中の飲食店など……、時や場所を問わずにパシャパシャと撮影する姿も多く見かけます。今回は、よく自撮りをするというヒトメボの女性読者にその理由を聞いてみました。
「自撮りをしてSNSなどでみんなに見てもらうという目的があると、コーディネートやメイクを適当にするわけにはいかないので、常に美意識を高く保てると思うから」(神奈川・22歳)
美意識……。「自撮り」は、記念や思い出として自分のために残す撮影ではなく、誰かに今の自分を見てもらうための撮影、ということなのでしょうか……?
「食べたものや行った場所だけでは、なんだかシンプルすぎるし、いつ撮ったものだか分からなくなってしまいがち。でも自分の姿が入っていれば、髪型などからいつのものだかすぐに分かるし、表情からその時の気持ちも思い出せちゃいます」(埼玉・20歳)
物や景色に自分を添えているのではなく、自分の背景に物や景色があるというかなんというか……。
「LINEなどでメッセージのやりとりをするときに、自分の顔写真をスタンプ代わりに送っています。なかなか表情に合うスタンプって見つからないから、自分で顔を作ったほうが早いし、何より気持ちが相手に伝わりやすい!」(東京・21歳)
たしかにどんなスタンプや絵文字よりも強く伝わると思いますが……。怒った顔や泣き顔の写真を送られても、ちょっと反応に困る気もします。
「まつ毛がくるんとキレイに上がった時や、新しく買ったコスメがいい感じだったときはすかさず写真を撮ってSNSに載せておきます。そうすると次にメイクをする時の参考になるんです」(福岡・25歳)
自分のための記録なら、SNSに載せる必要はない気もします……。でも、友だちからのコメントやアドバイスが貰えるのだとしたら便利かもしれませんね!
「SNSのフォロワーがなかなか増えないなと思ったら、盛れた自撮り写真を載せるようにしています。どんな人が更新しているかがわかるとフォロワーが増えるんです」(千葉・24歳)
悪用されてしまうこともあるので、いくらフォロワーを増やすためと言ってもむやみに顔写真を公開するのは注意したほうがいいかも……? ところで、盛れなかった自撮り写真はどこへ行ってしまうのでしょうか。
「私は、SNSのプロフィール写真を自撮りしたものに設定しているのですが、それを更新するといろんな人からいいね!やコメントがくるんです~!なんだかんだ言っても褒められるのが嬉しくて、ついつい自撮りしちゃいます」(愛知・23歳)
自撮り写真は褒めてもらえるのが前提となっている様子。SNSで自撮り写真が流れてきたら、見た側は何かしらの反応をしなければいけない雰囲気ってありますよね……。
自撮りをする理由の根底には「私をもっと見て欲しい」という、やっぱりちょっとナルシストっぽい気持ちが見え隠れしているようです。とはいえ誰だって褒められると嬉しいもの! 潔い女子たちはなんだか可愛らしい気もしてきます。これからは自撮り女子の投稿も、あたたかい目で見守っていきたいですね。
(ねこんぶ/Concent)
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