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2016.02.06
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2016.02.06
何かを見たとき、「かわいいー!」と女子が言うのはよくある光景。ついつい何でも「かわいい」と言ってしまう女性もいるはずです。だからこそ、男性は「いやいや、さすがにそれはかわいくないだろ!」と突っ込んだこともあるのではないでしょうか。女子の「かわいい!」に対し、「かわいくないだろ!」と思ったエピソードを男性読者に聞いてみました。
「大学のとき、同じ学科の女子が穴だらけのレザーパンツを履いてきた。彼女はロック好きのイカついタイプで、そういうファッションをする人だった。しかし、それを見たブリっ子女子が『かわいいー!』と言っていて笑ってしまった。履いてきた女子も、きっと『かわいい』という反応は求めてなかった」(静岡・31歳)
ロック女子にとって、「かわいい」というのは褒め言葉には入らないかもしれませんね。穴だらけのレザーパンツは、「かっこいい」と評価したほうがいいと思います。
「高校のときに付き合った彼女は犬好きで、『どうしても飼っている犬を見たい』という。ただし、自分の家にいたのは大型のセントバーナード。実際に見せると、彼女は『かわいいー!』と言いつつ、まったく近づかず。触るのも怖がっていた。それなら無理に『かわいいー!』と言わなくていいのに」(山梨・29歳)
きっと小型犬をイメージしていたのでしょう。大型犬もかわいいのですが、慣れてないと怖いのかもしれません。彼女なりに頑張ったのだと思います。
「同じオフィスの女性が、美容院で前髪を切られすぎたらしく、朝からずっと前髪を触っていた。すると、隣の部署の子が通りかかって、『○○さん前髪切ったんですね』と指摘。『切られすぎて最悪』と返したが、隣の部署の子は『えー、かわいいですよ!』とコメント。言われた側は、『いや、そういうの本当いらないから!』と怒っていた。確かに、あまりに短すぎて、かわいくはなかった」(大阪・33歳)
あまりに露骨なお世辞は逆効果。相手を気遣って「かわいい!」と言っても、「こいつ絶対思ってないよな」となりますから、気をつけましょう。
「合コンに行ったとき、どんな話も笑ってくれる女幹事がいた。あくまで盛り上げるための行動であることは明らかだった。その中で、一緒に参加した男友達がふざけて頬を膨らめ『プンプン』とやった。そいつは誰が見てもブサイク。なのに幹事は『かわいいー!』とコメント。さすがに他の女の子は引いていた」(東京・29歳)
幹事としての責任感かもしれませんが、男のプンプン顔はよっぽどのイケメン以外かわいくなりませんからね……。男性が勘違いして、次の合コンでまたやったら最悪です。
「付き合う前の女性と、動物園へ。小型動物などを見せたときは『へー』というイマイチなリアクションだったのに、ワニを見たら『かわいい! あの背中の模様とか』と言いだした。その後も、カバを見て『かわいい!』を連呼。独特な『かわいい基準』を持っていた」(愛媛・32歳)
これは「感覚の違い」に驚いたエピソードと言えそうですね。ハ虫類を見て「かわいい!」という女性もいますから、「かわいい」の基準は人それぞれということでしょう。
「彼女と付き合って半年くらいのとき、急に『家に来たい』と言われた。乗り気ではなかったけれど、断れずに了承。しかし用意が面倒で、ヒゲボーボーのまま家で迎えた。どう見てもひどい見た目なのに、彼女は『ヒゲもかわいいよ』と反応。それは決してうれしくなくて、むしろ彼女が自分に夢中になりすぎていないか不安になった」(東京・32歳)
ヒゲを剃らずに迎えても、その“手抜き”を受け入れてしまう彼女。確かに、彼女はちょっと夢中になりすぎかも。この「かわいいよ」は、危険な響きがします。
なんでも「かわいい!」の一言でまとめてしまうと、「適当に言ってない?」と思われがち。であれば、「かわいい!」も度合いに応じて段階的に使ってみてはいかがでしょうか。「かわいい!」→「激かわいい!」→「激かわプリプリ丸」→「激かわスティックファイナリアリティプリプリドリーム」という形で……ダメですかね。ダメですね。
(有井太郎+プレスラボ)
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