そもそもカメラに顔認証されない……　

写真うつりが悪い女子の悩み

　「きみ、写真の子と別人？」と思われるほど写真うつりがいい女子もいれば、その逆もまた然り。撮影機材や加工技術が発展する現代においても、写真にうつることを楽しめない女子もいるようです。今回は、写真うつりが悪いと自称するヒトメボの女性読者に、その本音を聞いてみました。

いつも目が半開き

「なぜか昔からどの写真も私だけ目が半開きなんです。卒業アルバムの写真も、家族写真も、友達との写真も、だいたい目が半開き。どんだけシャッターと気が合うんだよって話ですよね」（岡山・26歳）

　記念写真などでは、何度も撮り直しになって気後れしちゃったり。そしてその写真がずっと残ると思うと、もう……。

何をやっても顔色が悪い

「別に蛍光灯の下で撮っているわけでもないのに、いつも顔色が悪くうつります。カメラを通さなければ全然顔色も悪くないのに、カメラを通した途端青白くなるんです。呪いでもかけられているのかな」（栃木・23歳）

　色白の人が見舞われやすい、顔色の問題。1人だけハレーションして神々しくなったり、青白くうつってお化けのようになってしまったりと、悩みは尽きませんね。

ベストの角度が見つからない

「女子って自撮りでもなんでも、自分が一番かわいく写真にうつれる顔の角度を持っているじゃないですか。でも致命的に写真うつりが悪い私はもう、角度とかそういうレベルじゃないんですよね…。キメキメでうつる女の子の隣に並ぶのは勇気がいります」（茨城・21歳）

　顔の角度もキメ顔も、ポーズも一通り探求したけど、どうしても自分にあったものが見つからない……。写真うつりの善し悪しは一体何で決まるのか、謎は深まる一方です。

全部、インカメのせいだ

「他人が撮ってくれるとそんなに悪くないのに、インカメで自撮りすると圧倒的に写真うつりが悪くなります。カメラの精度云々の話ではなくて、自撮りできない運命に生まれたのかも…」（神奈川・25歳）

　携帯の液晶側にあるカメラのことですね。他人が撮ってくれた写真ならば、希望はあるかもしれません……。

かわいくなりきれない、恥じらい

「自分なりのポーズとか、小顔に見せるためのポーズとかあるじゃないですか。それをしたらかわいくうつれるのかもしれないけど、なんだか恥ずかしくてできないんですよね。だから結果写真うつりはよくならなくて…」（千葉・27歳）

　流行のポーズに乗っかれば、それとなくかわいく見える効果もありますが、恥じらってしまう気持ち、わかります。

少人数の写真は恐怖

「大人数の集合写真だと目立たないからいいけれど…。友達との飲み会とか旅行での写真とか、個人の顔が識別できるくらいの少人数でうつるのはこわいです。写真うつりの悪さが比較されるじゃないですか。ただただ恐怖ですよ！」（鹿児島・22歳）

　少人数での撮影は、処刑と言っても過言ではない恐怖です。きっとアイドルとのツーショットなんて以っての外でしょうね……。

そもそも顔認証されない

「カメラに嫌われているのか、そもそも顔認証されないんですよ。友達と撮っても私だけ顔認証されないからいつもピンボケだったり、ブレてたり…」（東京・20歳）

　テレビ画面やイラストだって顔認証してくれるのに、どうして私は認証されないんだろう！　やり場のない悲しみと怒りがこみ上げてきますね。

　現代のテクノロジーを駆使しても解消されない悩み、写真うつりの悪さ。すべての女の子が写真にうつることを楽しめる時代は来るのでしょうか？

(鴨志田あかり/Concent)