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2015.11.09
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2015.11.09
気になる異性から褒められて悪い気はしないですよね。やっぱり褒め上手ってモテるはず。でも実際には、照れもあってうまく伝えられなかったり、褒めたつもりでも的外れでかえって不機嫌にさせてしまったり…。相手に喜んでもらえる褒め方って意外とできていないもの。恋愛心理カウンセラー・五百田達成さんにお話を伺いました。
「褒めはたしかに効果的なモテテクですが、言い方によっては『この人どんなつもりで褒めているんだろう』と相手に警戒心や疑念を抱かせてしまうことがあるので注意が必要です。ですが、以下の“基本4原則”を押さえておけば相手に素直に喜んでもらえる褒め方ができるようになるでしょう」(五百田さん)
【基本4原則】
1.今までと変化した部分に注目して褒める
2.その人が自分で気に入っているポイントを褒める
3.本当に自分がいいと思っている部分だけを褒める
4.気づいたらその都度褒める
とてもシンプルなことですが、この4点をきちんと押さえて話せているかというと自信はないです。具体的にどう実践したらいいのでしょうか?
「今までと変化した部分に注目して褒めるには、普段からその人のことを観察して、よく知っているということが大前提です。髪型や、相手の持ち物、その人の内面でも結構ですので、これまでと明らかに変わった部分をその都度褒めてあげたほうが、相手に響きます。また、『今日なんか雰囲気違うね』といっても、寝癖を整える時間がなかっただけで、服装も適当に着たときに言われると『やっぱりなんか変かな』と感じてしまいますよね。その人が自分で気に入っているポイントを褒めないと、自分が意図したものと異なるメッセージを伝えてしまうことになりますので注意が必要です。財布やカバンなどの持ち物は気に入った物を購入して使いますから、まず間違いのない無難な褒めポイントでしょう」(同)
たしかに、ファッションを褒められるのももちろん嬉しいですけど、「自分のことをよく知ってくれている」ってことのほうが嬉しかったりしますもんね。
「例え本人が気付いてなかったとしても、自分が気付いていいと思ったことは些細なことでもよいので褒めてOK。相手に『そう?』なんていわれたとしても問題ありません。逆に、上辺だけの「すごーい」「かっこいいー」などの安易なセリフは相手にも伝わるので、いくら褒めがモテテクだとはいえ止めましょう。褒めるときも、“ありがとう”などの感謝の言葉と同じように、気づいたときにその都度伝えるのが大原則。『あのときの服装良かった』など、過去のことを褒めるより現時点の言動に対して伝えるようにしましょうね」(同)
褒めるにもいくつかのポイントを押さえてないと、効果が半減するどころかマイナスにも働きかねません。まずは相手のことをしっかり理解すること。それっていちばん大事なことだったりしますよね。
(冨手公嘉/verb)初出 2012/1/23
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