ヒトメボ

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 最近では若い女性がカメラを首から下げ、街を歩いている姿を多く見るようになりました。一見趣味を満喫しているように見える彼女たちですが、世間のイメージに対して「本当は違うのに…」と感じることも多々あるそう。そこで今回はヒトメボ読者のカメラ女子に、「世間に対して言い訳しておきたいこと」を聞いてみました。

ファッション扱いされる

「デジタル一眼レフカメラという結構大きさも重たさもしっかりとした本格的なカメラを使っているのですが、『それはおしゃれ? 重たそうだね、肩こりそう』カメラにまったく興味のない同年代の友人から言われた。カメラをネックレスみたいに言われたのには正直イラッとしました。カメラを下げるためのストラップは、デザインがおしゃれなものを探して買ったけど…。女子だからって、なんでもファッションだって決めつけるのはひどい!」(東京・21歳女性)

 決して安くはないカメラを「ファッション」扱いされたら、怒ってしまう気持ちも理解できますね。

ゆるふわ写真だと決めつけられる

「『へぇ、カメラやってるんだ~。何撮ってるの?猫とか空とかゆるふわ白ボケな感じ?』 会社の上司(40代男性)が休日カメラマンと知り、『私もカメラが趣味なんですよ~!』とカメラ愛好家同士で会話に花を咲かせようと、カメラの話題を振ったとき言われた一言。確かに猫も空も撮ったりするけど…それだけじゃないし、いろんな景色をかっこよく撮れるように私なりに勉強して工夫したりしてるのに…。その上司のことを少し嫌いになりました」(東京・24歳女性)

 カメラ女子が増えているとはいうものの、ふだんからカメラを持ち歩くほど愛好している女性は、周りにはあまりいなかったりするのでしょうか。「どうせ猫」「どうせゆるふわ」なんて決めつけずに、優しくアドバイスしてあげたらカメラ女子と仲良くなるチャンスかもしれませんよ。

サブカル女だと思われる

「『ついにサブカルに目覚めたの?』そう言ってきたのは学生時代の同級生。いかにもなコンサバ系OLになってしまった彼女は銀座の美容院に通い、ブランド物のバッグを持ち、私とは全く別の人種になっていました。久しぶりに会ってお茶をしていたとき、何の気なしに最近買ったフィルムカメラの話をしたらサブカル扱い。ちょっとカメラの話をしただけで、そう片付けてしまう彼女を見たとき、とても厚い壁を感じました」(東京・26歳女性)

 趣味の世界はなかなか人には理解されない事も多いみたいですね。ネイルやエステにお金をかけるか、フィルムや現像代にお金をかけるかだけの違いなんでしょうけど……。自分とは違う感覚だったとしても、相手にとっては大切な趣味。互いに理解し合いたいものです。

 一方、男性読者に「カメラ女子に対するイメージ」を聞いてみたところ……。

でも、かわいい。

「大きな一眼レフカメラを、女の子の細い手で一生懸命に構えて写真を撮る姿は可愛いし、見ていてキュンとする」(神奈川・28歳男性)

「自分の作品を作るって素晴らしい趣味だと思うし、それだけで人柄がしっかりしていそうだなって思う。自分がこれって言える趣味がないので、かっこいいなって素直に尊敬できる」(長野・31歳男性)

 カメラ女子に対して好意的なイメージも。写真を撮るということには、きっといろんな価値観があるのでしょうね。カメラ女子たるもの、世間からの「にわか」「サブカル」といった声に屈する事なく、これからも素敵な写真をどんどん撮っていってほしいですね。

(かよ/Concent)
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