ヒトメボ

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 恋人からの適度な束縛はちょっぴり嬉しいこともありますが、世の中には今後の付き合いを考えてしまう度を越した束縛も存在します。なかには、単に度を越したというだけでなく、細かな数字でルールづけ、守れたかどうかをはっきりさせるようなものも…。ヒトメボの女性読者に、「校則より細かいかもしれない…」と思った恋人からの束縛を聞いてみました。

門限は22時

「以前付き合っていた男性に門限は22時までと決められていました。1秒でも過ぎると、30分以上延々と説教。半年頑張りましたが、付き合いきれず別れてしまいました」(東京・24歳女性)

 成人した大人に対して22時までという門限自体も厳しいですが、1秒でも過ぎるとアウトというのも細かすぎ……!

スカートの丈はヒザ下20cm

「高校の時に付き合っていた人は、スカートの丈はヒザ下20cmと指定してきました。段々とエスカレートしてきて、会えば定規で測るのが定例に。彼に怒られるのが嫌で、極端にスカートを長くしていたら、今度は生活指導の先生に怒られるなど、踏んだり蹴ったりでした」(東京・26歳女性)

 自分の意志に反したことで怒られるのは釈然としませんよね。先生と彼氏の板挟みになってしまった心中、お察しいたします。

メールの返信は3分以内

「メールは3分以内に返すよう、彼女から言われていた。守るようにはしていたのですが、打ち合わせの最中でメールが確認できなかったときには彼女から大量のメールが。日常生活に支障が出るので別れてしまいました」(神奈川・28歳男性)

 「既読スルーをしていたら催促が来た」という話はよく聞きますが、3分というのは現実的に厳しい数字。これほどまでにケータイを常に気にする毎日を過ごしていたら、仕事もできません。

電話は1日1回1時間以上

「遠距離恋愛をしていたときの話です。当時、地方に住んでいた彼は都会にいる私のことが心配だったのか、1日1回1時間以上の電話をするよう言ってきました。話す内容がなくなっても、無言のまま1時間が過ぎるのを待たなければならず、うんざりして別れました」(東京・26歳女性)

 通話の時間をあらかじめ指定されてしまうと、時間が過ぎるのが遅く感じられ、よけいに憂鬱になってしまいそうです。

男のアドレスは3件まで

「登録していい男の人の連絡先は3件までと決められていました。仕方がないので、アドレス帳を買ってきて内緒で管理するようにしています」(茨城・26歳女性)

 こんな無理難題を突きつけられても何とかして言いつけを守ろうとしているところに、彼への愛情を感じますが……。

男のいる飲み会で使っていい金額は3,000円まで

「異性が同席する飲み会で使っていい金額は3,000円までと決められていました。都内で3,000円だと行ける飲み会も限られてしまうので、必然的に付き合いが悪くなってしまいます」(東京・25歳女性)

 「俺以外の男にお金を使うな」ということなのでしょうか。それとも、出歩かないでほしいがための口実なのでしょうか。いずれにしても、この彼には同じ条件で1か月ほど過ごしてみてもらいたいところです。

 あまりに細かすぎると言葉を失ってしまいますね。しかし、こんな経験があればこそ、行き過ぎた束縛がどれほど相手を苦しめるか分かるはず。皆さんが素敵な相手に出会い、幸せになれることを祈っています。

(佐々木ののか+プレスラボ)
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佐々木ののか+プレスラボ

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