ヒトメボ

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 そのときに置かれている状況や立場によって、考え方は変わりやすいもの。同じ質問をしても、1年前と今では違う答えをすることもあるでしょう。とはいえ、その変化があまりに露骨だと、周りの人たちはガッカリしてしまうケースも…。ヒトメボ読者に、「立場が変わった途端に180度変わった言葉」について聞いてみました。

「何があっても、今の彼氏を信頼して付いていく」

「付き合って1ヶ月のとき、『何があっても、今の彼氏を信頼して付いていく』と言っていた女友達。しかしその1ヶ月後、人数合わせで仕方なくいった合コンでタイプの男に会うと、今の彼氏への評価が激変。『最初から好きじゃなかった』『いまいち信用できない』と言いだした」(東京・26歳女性)

 もっといい男性が見つかった瞬間の、わかりやすい変化。恋愛は水物で、一時の感情があっさり覆ることもあるということでしょうか。

「合コンでニヤニヤするなんてありえない」

「合コンのノリが大嫌いで、『合コンでニヤニヤするなんてありえない』と一度も参加したことのなかった男友達。しかし、仕方なく参加した初合コンでタイプの子に会うと、合コンのイメージが真逆に。『いろいろな人に出会えるんだから、合コンっていいよな』と恥ずかしげもなく言ってきた」(山梨・31歳男性)

 一度合コンでタイプの子に会ったり素敵な経験をしたりすると、「次の合コンも!」と期待してしまうのでしょう。毎回うまくいくとは限らないんですけどね…。

「毎日夫の帰りを迎える奥さんになりたい」

「結婚生活について、『夜は絶対遊びに行かず、毎日夫の帰りを迎える奥さんになりたい』と言っていた友達。しかし結婚後、はや1ヶ月くらいで『夜はいろいろウソをついて友達と飲んでる。夫はけっこううるさいから』と言っていた」(静岡・32歳女性)

 

 理想の結婚生活はどこに行ったのでしょうか。実際に夫婦になってみたら、イメージと現実でだいぶ差があったのかもしれません。

 

「俺がもっと上のポジションになったら、部下のためにけんかするのにな」

「うちのセクションのリーダーだった上司。ワンマン社長の横暴に対し、『俺がもっと上のポジションになったら、部下のためにけんかするのにな』と言ってくれた。実際、そういうことをしそうな人だったが、いざ昇進するとけんかどころか社長にまったく逆らえず。部下には『なんとか丸く収めたいんだよね』と言ってきてガッカリした」(東京・30歳男性)

 

 いろいろな事情はあるかもしれないですが、部下としてはやるせないですね。何より、こういった変化は、その上司の人望や敬意を失墜させてしまいます。

 

「別に彼氏がいても無関心だし、友達を優先する」

「3年ほど彼氏がいなかった女友達。私が彼氏を束縛してしまう話をすると、『信じられない。私は別に彼氏がいても無関心だし、むしろ友達優先する』と言っていた。が、久々の彼氏ができると溺愛。毎日、朝晩の電話は欠かさないし、彼からLINEの返信がないとソワソワ。私のことなどちっとも優先しない」(神奈川・26歳女性)

 自分の価値観をひっくり返すほど、その彼氏にハマってしまったのか。あるいは、「友達優先する」という発言は、彼氏がいない時期の“強がり”だったのか。

「彼女と会ってもなんとも思わない」

「3年付き合っている彼女がいながら、他の子と浮気した男友達。以来、もともとの彼女について『会ってもなんとも思わない。会うのも面倒だし…』と、人間的に最低な発言を繰り返していた。しかし、それが伝わったのか、3年付き合った彼女が突然別れを提案。すると男友達は大ショックを受け、『俺、あの子を失ったら何もないよ…』と言いだした」(静岡・31歳男性)

 まさしくこれこそ“180度変わった”パターンですね。それにしても、なぜもう少し早く彼女の大切さに気づかなかったのか…。読者からのため息が聞こえてきそうです。

 立場によって気持ちが変わるのは仕方ないとはいえ、「それはちょっと変わりすぎだろ」「もうちょっと自分の言葉に責任持てよ」と思ってしまうことは多々あるもの。自分もそう言われないためには、言葉に責任を持つか、不用意な発言は控えるか。そのどちらかを徹底するのが一番でしょうかね。

(有井太郎+プレスラボ)
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有井太郎+プレスラボ

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