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2015.10.29
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2015.10.29
まるでドラマのストーリーのように、運命的な出会いからカップルになる人たちっていますよね。しかし、彼女が「こんな偶然の出会いって奇跡!」と思っている一方で、彼氏は「実はあれ、ナンパだったんだ」とほくそ笑んでいることもあるかもしれません。ヒトメボの男性読者に、偶然じゃなく、実はナンパだった出会いについて聞いてみました。
「図書館にいる落ち着いた女の子を見ると、ときめいてしまう自分。そこである日、図書館の村上春樹ゾーンで女の子が来るのを待った。村上春樹には詳しいし、女の子も好きそうだから。そこで来た子に、『この図書館に◯◯(作品名)って置いてます?』と聞いて、そのまま会話。その後2人で会って、付き合った」(東京・31歳)
男女ともにファンの多い村上春樹ゾーンで待ち伏せるとは、なんとも巧妙な手口…。とはいえ共通の趣味を持つカップル誕生ということで、めでたしめでたしです。
「ナンパをしようと思ったが、“いかにもナンパ”というような声のかけ方はできない。そこで、定番だが道を聞いた。普通に女の子は聞いた場所まで送ってくれ、『じゃあお礼に今度ご飯でも』とこちらが提案。その後デートして交際へ。彼女はナンパだと思っていない」(静岡・27歳)
道聞きナンパをした彼も、まさかこんなうれしい展開になるとは思っていなかったのではないでしょうか。こんな幸運が舞い降りるなら、どんどん迷子になって道を聞きたいです。
「花火大会に来ていた浴衣の女子3人組。そのうち1人がケータイを出していたので、すかさず近寄って『よかったら写真撮りましょうか?』と質問。そのまま写真を撮って自然に話し出した。この出会いから交際した彼女は僕をただの親切な人だと思っているが、その日同じパターンで何人も声をかけた」(神奈川・29歳)
親切心に見せかけたナンパとは、なんというカモフラージュでしょう。「いい人」を邪険には扱いづらいですもんね。
「観光スポットに男友達と行く。そして自分たちのカメラを出し、近くの女の子に『写真撮ってもらっていいですか?』と聞く。そうすると大体OKしてくれるので、あとは撮った後に『もしよかったら、僕らの写真いりますか? いりませんよね?』などと言って和む。そのまま付き合った子がいるが、彼女はナンパだと思っていない」(東京・26歳)
「写真撮りましょうかナンパ」の次は、「写真撮ってくださいナンパ」…。もちろん、撮ってもらった後の会話が弾まないと、関係は築けないでしょうが。
「休日の午後、きちんと髪をセットして、近くの公園へ犬の散歩に出かける。すると、必ず同じように犬を散歩している女の子がいる。もしくは、通りがかりの女の子が寄ってくるケースもある。なので、犬の散歩はナンパ目的になりつつある。前の彼女も、散歩の時に出会った人。彼女は偶然だと思っている」(愛知・32歳)
この作戦を聞いて、「そのナンパすごいな!」とは言いません。それよりも「アンタえげつないな!」と言いたいです。さぞかし楽しい散歩でしょうね。
「男友達と2人で大物歌手のコンサートに行く。そして、帰りの混雑の中で女の子2人組に声をかける。あとはコンサートの話やアーティストの話をすればいいので、ほぼ確実に盛り上がって『また一緒にコンサート行きましょう』と連絡先交換できる。今の彼女もそうやって知り合った子。きっかけとなったアーティストのことは、本当はそこまで好きじゃない」(東京・35歳)
ナンパのために入場料を払ってコンサート参加ですか。そんな人に音楽を聞く権利はありません……でも、もう少し詳しくその方法を教えてもらいたいです。
ロマンティックのかけらもない現実に、がっかりした人も少なくないでしょう。しかし、ナンパを受けた彼女は“気付いていない”わけですし、その後、誠実なお付き合いが続くのであれば結果オーライなのかもしれません。いつか彼女が「あの出会いはナンパだった」と知っても、笑って水に流してくれる関係性を築いていけたらいいですね!
(有井太郎+プレスラボ)
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