得意先に「は」の一文字… ひやっとした誤送信

　送信ボタンを押した瞬間に、ひやっとしてしまった経験はありませんか？　しかも、それが上司や得意先など、ビジネスの場面だと尚更血の気が引く思いをすることと思います。そこで今回は、ビジネスの場面で誤送信してひやっとしてしまった経験について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

上司に私小説のファイル

「会社で溜まった鬱憤を晴らすために、会社を舞台にした私小説を書いていたのですが、何かの折に送るべき書類のファイルと間違って、私小説を上司に送ってしまいました。登場人物の名前は変えていたので最悪の事態は免れましたが、正直、気まずかったです」（北海道・25歳女性）

　仕事の鬱憤を晴らすために、小説やマンガを描いているという話はけっこう耳にします。ちなみに、誤送信先の上司は良い人として登場するのでしょうか？ それとも悪役？ 気になるところです。

得意先に「は」の一文字

「ある日の朝、起きると、得意先の方から『？』とLINEが入っていました。開くと、得意先の方が依頼してきたことに対して、私が一文字だけ「は」と送り返しています。どうやら酔っぱらって誤って押してしまったよう。すぐさま謝罪の電話を入れ、何とか事なきを得ました」（東京・23歳女性）

　見方によってはケンカを売っているように思えてしまい、余計にぞっとしますよね。酔ったときの誤送信はありがちな失敗なので、気を付けたいところです。自戒を込めて……。

同期に「ダーリン、おやすみ」

「彼氏と名字が同じ同期に間違えてLINEで『ダーリン、おやすみ』とハートマーク付きで送ってしまったことが1番の『ひやっと』です。その後、変に意識されても困るなと思ったのですが、こちらからの訂正をした後、『○○ちゃん（私）、おやすみ（ハートマーク）』と冗談混じりな返事があったので、救われました」（東京・26歳女性）

　こういうとき、下手に「全然気にしてないよ！」などと言われてしまうと、気まずさが増すもの。同期の返しは、そんな気持ちを慮った神対応と言えそうです。

部署の全員に「今夜、空いてますか？」

「会社で気になっている人に『今夜、空いてますか？』というメッセージをチャットワークで送ろうと思ったら、間違って自分の所属する部署のグループに送ってしまいました。一瞬ひやっとしましたが、幸いにも相手の名前を書いていなかったので、部署の全員を飲みに誘った形になり、丸く収まってよかったです」（東京・31歳男性）

　チャットワークのようなツールは社内恋愛をするにも便利ですが、こういったリスクもあるんですね。相手の名前を書いていなくて本当に良かったです。

上司にアダルト動画のURL

「上司にゴルフ場のURLを送ろうとしたのですが、うまくコピーできていなかったらしく、その直前にコピーしていたエロ動画のURLを貼りつけていることに気づかないまま送信してしまいました。直前までやりとりをしていたにも関わらず、一向に返信が来ないので不思議に思って送信したURLをクリック。血の気が引きました」（東京・24歳男性）

　コピーしたつもりで違うものがペーストされてしまうということはよくありますが、このミスは痛い……。しかし、下世話なトピックほど話が盛り上がるもの。これを機に、上司との距離が縮まっていることを祈っています。

　送ってしまってからでは後の祭り。取り返しのつかないことにならないよう、日ごろから送る前のチェックをし、深呼吸してから送信ボタンを押す心がけをしたいものですね。

(佐々木ののか＋プレスラボ)