女子を萌えさせる9つの男子のギャップ

　ある雨の日、不良っぽい人が捨て猫に優しくしているところを見てしまった！ なんて漫画のようなことが実際にあるのかは分かりません。ですが、男性の意外な誠実さや嗜好を知って「ギャップ萌え」を感じる女性は多いようです。今回は、ヒトメボに寄せられた投稿の中から女子を萌えさせる9つの「男子のギャップ」をご紹介します。

＃１『ファッションアイテム』

「駅のコンビニあたりの横断歩道でかっこぃいおにぃさんが。かっこぃいのにバッグにウサビッチつぃてて、ギャップがまたすてき…w」（東京都東村山市・女性）

「個性的だけど。ピンクと黒の組み合わせのトップスすごく良いです。かなり細身の男の子だけど、身に付けてるアクセサリーはかなりハード。そのギャップにやられそう…いつもしてるサングラスきっと外したらさらにぐっときちゃうかも！！」（東京都足立区・女性）

　なんでそれなのか？　考えてしまったら負け。「なんだか気になる」は恋愛においては魅力のひとつですよね。

＃２『隙』

「ねぐせ。ギャップがあるのはやっぱり反則だと思う」（東京都武蔵野市・女性）

「学校の先輩。スポーツやっているときとやってないときとのギャップがやばい！」（愛知県豊明市・女性）

「今日はオーラないよねwあまりにオフモードな顔で来る彼を見たらついこう言ってしまう私。いつもはあるの？と聞いて来る彼。バリバリあるよ～！だから好きなんだって（笑）そういうギャップが好き。人前に出てる時はやっぱりプロ。私の前では普通の男の子って言って来る。そしてちょっと眠いフリするような？あれはちょっと甘えてるんだろうか。あまり言葉では言ってくれないからね」（兵庫県尼崎市・女性）

　ふだん冴えない人が、いざというとき頼りになる。ふだん完璧な人が、ふと弱みを見せる。どちらが人気なのでしょうか。

＃３『読書』

「電車でメガネかけて本読んでる方！着てる服と読書がギャップでいいなー！何読んでるんだろ？わたし電車でしかヒトメボしてなーい；；」（東京都渋谷区・女性）

「リーゼントの人見かけました！しかも本屋で！！ギャップありすぎ！」（群馬県前橋市・女性）

　見た目にインパクトがあれば最早なにをしてもギャップ？

＃４『メガネ』

「今日は会えたァ！たぶん…メガネやと雰囲気違った」（大阪府東大阪市・女性）

「いたいた！よく行くコンビニのお兄さん！今日はメガネでした。今日はメガネですね、似合いますよっていったら照れ笑い！爽やか☆お仕事がんばってね！」（茨城県つくば市・女性）

　ふだんかけていない人のメガネ姿にときめく人がやや多いようですが、たとえば『SLAM DUNK』の小暮君の「メガネが外れた姿」などもたまらないものがあると思うのですがいかがでしょうか？

＃５『笑顔』

「カッコイイ！凄く大人っぽいのに、笑ったら凄く可愛く見えるギャップにキュンッてする！」（東京都千代田区・女性）

「会社のちょっと硬派な感じの先輩、あいさつしたらめっちゃ笑顔で返してくれた！こういうギャップやばい」（大阪府大阪市・女性）

「靴修理の人。お気に入りの靴､あまりに綺麗になってたのでお礼を言ったら､すごくいい顔で笑ってくれた｡いつも無愛想なのに…ギャップにやられた」（福岡県福岡市・女性）

　自分だけが知っている笑顔、自分だけに向けられた笑顔という特別さが女子にとっては魅力なのかもしれません。

＃６『動物顔』

「電車の中で前を通った人がスーツ姿でビシッと決まってるのに顔はチワワみたいな可愛い系そのギャップに…！」（静岡県熱海市・女性）

「カレー受け取りにきたお兄さんがひよこ口してて可愛かった！！クールそうに見えたのに…ギャップ萌えです」（岡山県倉敷市・女性）

　ときに女子の「かわいい！」は男子の「やばい！」と同じ意味だそうです。

＃７『礼儀正しさ』

「ミーティングでいつもより1時間早くお家出て、いつもと違う電車。眠たいよーっておもってたら、お向かいに長身のお兄さん。見た目も態度も、少しヤンチャな雰囲気だけど、同じ駅で降りて電話してる姿をみて、少し魅かれました♪丁寧な敬語で、電話なのに頭ぺこぺこ♪ギャップってずるいですよねっ笑」（東京都足立区・女性）

「バンドやってそうな、細身の人。雰囲気が藤原基央っぽい。チャラい見た目と違って、すごく謙虚。そんなところにキュンとした。こういうギャップに胸キュンするってことに、最近になって自覚した」（東京都杉並区・女性）

「コンビニで働いてるお兄さん、かっこいいしチャラそうな雰囲気なのに仕事きちんとしてて言葉遣いも丁寧でギャップにやられました」（長野県千曲市・女性）

「運送会社のお兄さん。チャラそうなのにちゃんと頭下げてったー！ギャップ萌え」（宮城県仙台市・女性）

「見た目とのギャップに！！一生懸命、仕事してる人に一目惚れ！顔はよく見てないけど、仕事への姿勢に☆ここのお店好きだな～。また来よっ！」（千葉県松戸市・女性）

　仕事を真剣にしている男性からは、男性ホルモンがたくさん分泌されているそう。女子の本能が反応しているのかも。

＃８『ジャイアニズム』

「両手に荷物を抱え、バス停へのドアを明けられずにモタモタしてた。あなたはガラスの向こうから現れて、無言でドアを開けてくれました。そのやさしさと、クールな表情のギャップがとても魅力的で、一発でやられました(笑)もう一度会いたいです！」（神奈川県川崎市・女性）

「サングラスで音楽聞いててハーフパンツで見た目チャラそうな若めの男性。一緒にエレベーターに乗ったら出るとき押さえながらどうぞって…なんて誠実な方…ギャップとさり気なさが素敵でした。」（北海道札幌市・女性）

「電車で見た目やんきーっぽいのに席譲ってる姿にギャップ萌え」（大阪府豊中市・女性）

　まるで、長編映画でのジャイアンのよう。『友達に助けを求められて、知らん顔なんてしてられるか！』-剛田武-

＃９『食べ物』

「地下鉄のホームで、缶のミルクティーを飲んでいた丸眼鏡の男性、凄く真面目そうな素敵な方でした。ミルクティーを飲んでいるときのしぐさが凄く可愛くて、目の前がハートだらけになりました。。缶を飲みながらポンポンしてて、なに考えているのか不思議な雰囲気に包まれていました。これをギャップで落ちたというのでしょうか？わたしは凄く急いでいたのですが一瞬足が止まって！声をかけようかと思ったのですが、出来ず。。そんなときは何て声をかけたらいいのでしょうか？」（京都府京都市・女性）

「エクレア買ってったお客さん☆ワイルドで男らしい顔つきなのに甘党な男の人って大好き！ギャップってヤツかな～♪」（岩手県奥州市・女性）

　最初の印象を下げて、あとから印象を上げると、より良い評価が得られるという心理効果を「ゲインロス効果」というそうです。

　たとえば『NANA』や『ご近所物語』で有名な矢沢あいの出世作『天使なんかじゃない』に登場する須藤くんは、リーゼント頭で不良っぽい外見なのに生徒会長でチョコが大好きな甘党男子。ギャップのほぼすべてを備えています。多くの女子がときめき、人気になったのもうなづけますね。

(福田浩子/ヒトメボ編集部)

初出 2014/8/3