ヒトメボ

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 社会に出ると、学生時代と比べて時間のゆとりがなくなったと感じることが多くなります。多忙な毎日を過ごしているなかで、ふとした瞬間に「学生のころに○○をしておけばよかった」と後悔してしまうことも。そこで、「社会人になるまでにやっておくべきだと思うこと」について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

海外旅行(留学)

「LCCを使った激安海外旅行。社会人になった今、フライトキャンセルが怖くて乗れないので」(大阪・27歳女性)

「ヨーロッパ周遊など、1~2週間以上かかる旅行。私は仕事が忙しく、新婚旅行でしか行けなかった。逆にアジア圏への旅行は社会人になってからでも行けるので、無理に行かなくていいと思う」(奈良・26歳女性)

「語学留学。今英語を使う部署に配属されて苦労しているから。今から語学留学をするなら、仕事を辞めて今後のために蓄えていた貯金を使うなど、人生設計をかなり変えなければいけないことになる」(東京・30歳男性)

 社会人になってまとまった休みが取りづらくなってしまう前に、行きたい渡航先があれば学生の間に行っておくのが良さそうです。

アルバイト

「アルバイト。社会の一部を多少なりとも知っておくに越したことはないし、大事なことでは?」(千葉・40歳男性)

「飲食店やイベント運営などの、やってみたいジャンルのアルバイト」(神奈川・28歳男性)

 学生が社会に出るための予行演習にもなりますが、後からやってみたくなっても会社で副業が禁止されていればもう二度とできなくなることでもありますね。

正しい言葉遣いや一般常識の習得

「言葉遣いを正すこと。『~っすよ』とか『マジすか』とか、ビジネスの場にふさわしくない言葉遣いを普段から改めておくべきだと思う。社内ならまだしも、客先でその言葉遣いをされるとヒヤヒヤするから」(東京・31歳女性)

「敬語(尊敬・謙譲・丁寧)の使い分けと社会的マナー・常識。前者は、きちんと知っておかなければ、自分は丁寧な言葉遣いをしているつもりでも、間違っていて失礼にあたる場合が往々にしてある。しかも、後者と違って教えてもらえることはないと言って良い。後者は、社会に出てからでも学ぶことはできるが、叱られる前にまず自分である程度の水準は身につけておくべきでしょうね」(岡山・33歳男性)

「SNSに社会的に問題がありそうな写真をアップしないという心掛け」(東京・29歳男性)

 社会に出てから学べることもありますが、わざわざ教えてはもらえないものも。最低限の基礎は学生の間に身につけておきたいですね。

心の支えを持つこと

「友達を作る。社会人になると、利害関係なく付き合える友達がなかなかできないから」(大阪・30歳男性)

「人脈作り。特に異性の友達。従来の付きあいはだいたい疎遠に(それに近く)なるし、社会人になってからは作るのが非常に困難。その必要性、重要性が一定の年齢にならないとわからないから」(奈良・31歳男性)

「自分なりのストレスの発散方法を知っておくこと。仕事で病みそうになったときに登山をして乗り切ったから」(兵庫・24歳女性)

 長い社会人生活ではときに仕事に疲れてしまい、心のよりどころが欲しくなってしまうことも。自分のメンタルを上手にコントロールする方法を知っておくのも必要かもしれません。

 そのほか、「分厚い本を読む」(山梨・22歳女性)、「車の免許取得」(北海道・24歳女性)といった声も。学生の皆さん、「今しかできないこと」がんばってください。この春から社会人なった皆さん、「やっておけばよかった」と後悔していることはありませんか?

(山本莉会/プレスラボ)
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ライター

山本莉会

プレスラボ

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