いつのまにか起業して大成功していた… 「憎まれっ子世にはばかる」を実感したこと

　「憎まれっ子世にはばかる」ということわざがあります。周囲からちょっと浮いていたり、わがままだと思われていたり……そんな人が、恋愛やビジネスの場面では成功することもありますよね。悔しいけれど、「憎まれっ子世にはばかる」だなあと実感したことについて、ヒトメボ読者にアンケートしてみました。

独自の発想の持ち主だった？

「学生時代は問題児、クラスの空気を乱しまくって嫌われていた男子が、15年後の同窓会で再会したら起業して大成功していた」（東京・34歳女性）

　集団から浮いていた存在。人と違う発想を、ビジネスに活かしたのですね。

ポジティブ思考でかわいい年下彼女をゲット

「誰がどう見ても不細工なのに、自分をイケメンで才能に溢れた人材だと思っていた高校時代の同級生男子。いつの間にか音楽業界でそこそこの仕事をしていて、10歳年下のかわいい彼女と付き合っているらしいです。ああいう人が幸せな人なのかも？」（東京・32歳女性）

　「思い込み」の力はかなり強力なのかも。ある意味、自分を信じる力が強かったということなんでしょうね。

図太い神経でセレブ生活をエンジョイ

「さんざん男を手玉に取って、数々の修羅場をくぐってきた知人女性。最終的に、大金持ちの男性と結婚した。旦那さんはモテモテで結婚後も遊んでいるようですが、図太い神経で旦那の素行をものともせず、セレブ生活をエンジョイしていて幸せらしい」（東京・32歳女性）

　ある意味ベストカップル？ 結婚後も遊びたい男性にとっては、文句を言わず笑顔でいてくれる妻は貴重なのかもしれません。

ストレスの溜まらない精神でどんどん昇進

「自己中で人の気持ちを考えない元同僚。彼の周りの人は彼の扱いに悩み、どんどんストレスを溜めて体調を崩し仕事の効率が落ちていく中、彼だけは健康でピンピンしていた。結果、彼はどんどん昇進し、栄転しました」（埼玉・38歳男性）

　ストレスは万病のもと。憎まれっ子ほど、長生きする人も多い!?

人からどう思われるかは全く気にせず別人のような美女に

「学生時代から奔放すぎる性格だった女友達。人からどう思われるかなど全く気にせず、整形手術を繰り返し、別人のような美女に。売れっ子ホステスを経て、美貌と人脈を駆使してリッチな生活をしている」（東京・35歳女性）

　逆に人の目を気にしすぎてしまう人は、世間一般で「ヨシ」とされている枠にはまりがち。それが自分の本当の幸せならば、それほど良いことはないのですが。

ブレない姿勢に味方が増えていった

「とにかく、自分が正しいと思った意見を通す同僚。権力に屈しない無謀さや空気を読まない行動に、彼を憎む人も多かったけれど、ブレない姿勢に影響を受けて彼に付いていく人間も増えていった。結果、今の会社は彼の意見が多く採用される形で落ち着いた」（東京・35歳男性）

　もはや憎まれっ子ではなくなったようです。憎まれることを恐れていたら、何かを変える、影響を与えることは難しいのかもしれません。

　憎まれっ子って、ようするに自己中な振る舞いで周りから嫌がられる人。言い換えれば、人の意見に左右されない、常に自分の意見に自信満々な人なのかもしれません。恋愛でも、「マイペースな人」「自分に自信がある人」がモテることってよくありますよね。みなさんの周りにいた憎まれっ子は、どんな人生を送っていますか？

(桜まゆみ＋プレスラボ)

初出 2014/3/4