ヒトメボ

心理コーディネーター

織田隼人

  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク
  • コメント入力フォームに移動する
  • 評価フォームに移動する
読了時間:約3分

 忙しい彼とそれを支える健気な彼女といったパターンが多かったのは遠い昔。働く女性が多い現代では、皆が皆、忙しい彼を支えられるとも限りませんし、彼よりも彼女のほうが忙しというパターンもずっと増えていますよね。実際のところ、多忙な彼×暇な彼女、暇な彼×多忙な彼女、暇な彼×暇な彼女だと、相性がいいのはどの組み合わせなのでしょうか?

「実際、一番良いのはお互いがそんなに忙しくない人同士のカップルですね。基本的に会いたいのに会えないというのはストレスになってしまいます。多少のストレスならデートなどで解消できるのでまったく問題ないのですが、ストレスが強くなりすぎると結局ケンカに発展してしまうので、会いたいときにきちんと会えるカップルが理想ですね」(恋愛コラムニスト織田隼人さん)

 うーん、やはり会いたいときに会えるのが一番…ということですか。でも「内助の功」という言葉があるように、忙しい彼に手料理を振る舞ったり、洗濯家事などでサポートする時間が十分持てるような彼女の組み合わせが、単純に考えると一番相性が良いのでは?

「彼女が大らかな性格であれば、良い組み合わせになります。なぜなら忙しい男と付き合う場合には、彼が彼女を頼ってくれるようになります。男性にとって、たまの休みに会うことが癒しとなります。そんなとき女性側が彼を包み込んであげられるような優しさがあれば、結婚まで一直線になる場合が多いです。しかし、女性側がストレスを抱え、会ってくれないことのストレスを彼にぶつけると、2人とも疲れ果ててしまいますからね…」(同)

 たしかに、性格によって相性も異なるのは当然。となると、どんな恋人と付き合っても上手に関係性を築いていくための対処法を知っておきたいところ。

「例えば、前述の組み合わせならば忙しい彼に不満をぶつけないように、自分なりのストレス発散法を見つけましょう。お互いそんなに忙しくないカップル同士でもマンネリがありますから、そのまったりした空気や、恋人というよりも兄妹のような関係性を楽しめるかどうかが鍵になってくるでしょう。忙しい者同士のカップルだったら、2人で会う貴重な時間を上手に捻出して、大切に過ごすよう心がければ長続きできますよね。ただ逆に2人とも仕事にかまけて、相手をないがしろにしたら自然消滅してしまいます。

 女性の方が忙しいカップルは、男性が主導権を女性に受け渡して彼女の支えになれれば、長続きできます。ただし、彼が嫉妬深かったり、彼女のペースに合わせたライフスタイルが送れないようなら、上手く行きません。恋人との関係がギクシャクしてきたら、自分達はどの組み合わせのカップルに当てはまるのか、その組み合わせに合わせた関係性を自分達が築けているか再確認する必要がありますよ」(同)

 時には相手に合わせたり、理解することがより良いパートナーシップを築くうえで大事なことなんですね。「最近、恋人と上手く行ってない」という人は自分たちの組み合わせを確認して、付き合い方を見直してみては?

(冨手公嘉/verb)
  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク

評価

ハートをクリックして評価してね

評価する

コメント

性別

0/400

comments

すべて見る >

ライター

冨手公嘉

verb

あわせて読みたい