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2016.03.22
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2016.03.22
彼との食事中、トイレに立ったら前の人による「大」の余韻が…。その後、入れ替わりでトイレに立った彼。こんなときに限ってトイレは共用。そして、席に戻ってきた彼の私を見る眼差しが明らかにこう言っていたのです。
(大だった?)
あっ私だと思われてる…。このままでは、大好きな彼に「デート中に大をした(しかも臭い)」と思われてしまう…!! こんなとき、どうやって疑いを晴らせばいいのでしょう(泣)
そこで、女子の生態や人間模様の観察に定評のある漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんに「女子の濡れ衣の晴らし方」についてお聞きしました。彼から「大をしたのではないか? しかも臭いのではないか?」と疑われたとき、次のうち適切な対応はどれですか?
「自ら話を切り出すのは少し不自然かも。しかも、他人の悪口を言っていると『きっとこの子はほかの人の前で自分の悪口も言っているかもしれない』と、彼が疑心暗鬼になるかもしれません。そもそも食事の席で大の話をするのは下品です。におい云々よりも、マナー面で印象ダウンになりかねないのでこれはよろしくないですね」(辛酸さん)
「相手から話題をふってこない限り、こちらも何も言わないのが無難。もし自分が大をした場合でも、“触らぬ神に祟りなし”です。その場が気まずければ、『今度日本画の展覧会があるんだけど……』と、大のにおいをかき消すような上品で高尚な話題に持っていくのもよいでしょう」(同)
「お店の立地や構造上、排水環境が悪いことがよくあります。なので、『下水のにおいがする』とお店のせいにしてしまえば誰も傷つけないですね。お店は傷つきますが…。そう言われれば、彼もおそらく『あの悪臭は大じゃなくて下水だったのか』と思うはず。食事中に大の話をするわけでもなく、他人の悪口でもないので彼の印象も損ねずに済むでしょう」(同)
ということで、これらの分析からベスト対応は「一番いいのは3。次に2、1の順番でしょうか」と、辛酸さん。
「生理現象とはいえ男性は女性に神聖なイメージを抱くので、普段から大がにおわないような食事を心がけておき、『あの子の大がにおうわけない』と思い込ませておくといいかもしれません。こんな事態に遭遇しても誰も傷つけず、自分も濡れ衣を着せられずに平和に事なきを得るのでは」(同)
なるほど。普段からの心掛け次第で初めから疑念を抱かれないで済むわけですね。そもそも「大」したところで、それがにおったところで、大した問題ではないはずですが、濡れ衣で幻滅されることだけは避けたいものです。
(坂井あやの/verb)初出 2014/2/9
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