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2015.12.04
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聞き上手な女性はモテるという話はよく聞きますよね。だからといって、「うん、うん」と単調にうなづいているだけでは、「ちゃんと聞いてる?」と言われてしまいそう…。
「聞き上手というのは、ただ単に聞き役に徹する人ではなく、相手が『話しやすいな』『フィーリングが合うな』と感じる人なんです。そういう女性はやはりモテますよね。そうなるためには、『あなたの話に共感しています』『興味があります』という気持ちを、受け答えやリアクションでしっかり示すことが大切なんですよ」とは、婚活成功ナビゲーターで『愛され会話帳』の著者、酒井つまこさん。
なるほど~。そこで、男性に「話しやすい」「フィーリングが合う」といった好印象を抱かれる「モテるリアクション」を、具体的に教えてもらいました!
「あいづちは、大きくうなずいていればいいというものでもないのが難しいところ。話の序盤で深くうなずくと、『まだそれほどのことを話していないのに』『気になることがあるのかな』と相手が不信に思い、なかなか本題に入れません。
また、『うん、うん、うん!』と小刻みで早いあいづちを打ち続けると、『バカにされている』『聞き流している』と感じる人も…。あいづちは、相手の話すペースに合わせて打ち、序盤は軽く無言でうなづく程度、話のオチ部分にさしかかったら大きく深くうなづいて共感を表すのがポイントです」(酒井さん)
「共感している」という気持ちを伝えるには、うなづき方が重要なんですね。では、驚いたり感動したときはどんなリアクションをすればいいのでしょうか?
「驚きや感動は、自分が思うよりも相手に伝わらないものなので、少しオーバー気味なリアクションを心がけましょう。ただ、心がこもっていないとウソっぽく見えるので、本当に自分が驚いたり感動したときに、いつもの2〜3倍のリアクションを取るのがいいですね。テクニックとしては、手を動かすこと。例えば、『え!?』と驚いたり『すごい!』と感動するときは、両手で口元を隠してみましょう。
また、アゴの前で両手を合わせ、すこし身を乗り出してうなづくと『興味津々』という気持ちが伝わります。手の動きが加わることで、言葉だけよりも感情が大きく動いたように見えますし、手は女性らしい部分なので顔周りに持っていくと可愛らしさも強調できてオススメです」(同)
また、身振り手振りだけでなく「笑う」というのも重要なリアクションなんだとか。
「笑顔で話を聞くことはとても大切です。ただ、どんな話でもゲラゲラと笑うのはモテるリアクションとは違うかもしれませんね。何を言っても笑う女性は、安心感はあるかもしれませんが、結局何が好きなのかがわからず男性がとまどってしまいます。そのため、本命になれず友達止まりの可能性も…。
本当に面白いと思ったところでは、大きく手を叩いて体を揺らしたり、男性に軽く触れたりしながら笑い、それ以外はニコニコしながら話を聞くという『緩急』が大切です」(同)
自分のツボを相手に知らせるって大事なんですね〜。あと、リアクションに困るのが同じ話をされたとき。つい、適当にうなづいてごまかしてしまうのですが…。
「男性は、同じ自慢話を何度もすることがあるんですよね。そんなときは『それ、この前話してくれたよね』と一度聞いたことを素直に伝えましょう。隠していても二度目の話に新鮮なリアクションはできないので、彼が途中で『この話、したっけ?』と気づく可能性が大。そうすると、あなたのリアクションがウソだとバレて、不信感につながりかねません。
それよりも、『あのときも思ったけど、ホントにすごいよね』と感動を表すことが重要です」(同)
なるほど! 確かに、ウソっぽいリアクションって案外すぐ分かりますもんね…。
また、話を聞く場面とは少し違いますが、リアクションの王道といえばおいしいものを食べたとき。これがなかなか難しいんですよね。
「男性がレストランを選んでくれたときは特に、味覚が同じだという共通点と自分のチョイスが正しかったという安心感を与える意味でも、『おいしいリアクション』はとても大切です。難しく考えず、素直に『おいしい!』と伝えるのが一番ですが、それが続くと単調でリアリティがない印象を与えることも…。
そんなときは、『五感』を意識したワードを入れるといいですね。例えば、『いいニオイ♪』『これ、フワフワだね』『キレイな色!』など、何でもいいんです。このワードを入れるだけで、感情がより豊かに伝わります」(同)
さらに、「こんなにおいしい○○食べたの初めて!」「今まで食べた中で一番おいしい」などの「過去最高」という響きは、男心をくすぐる可能性大だとか!
「リアクションは、あなたの『取扱説明書』のようなもの。男性は『こうしたら喜んでくれる』『こうしたら興味を持ってくれる』ということをわかりやすく表現してくれる女性を『付き合いやすい』と感じるんです。そして、自分に共感してくれる部分が多いと好印象を抱きます。
会話の中では、プラスの感情を大きめのリアクションで表現し、相手の話に『でも』『だって』は使わないこと。反論があるときは『そうなんだ』と一度受け取ってから『私はこう思うよ』と伝えることが大切です」(同)
細かなテクニックはあるけれど、結局「共感しよう」「理解しよう」という相手への前向きな姿勢が、モテるリアクションを生むのかもね。
(榛村季溶子/short cut)初出 2014/2/4
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