SNSでもジェネレーションギャップはある？ 世代の違う人の投稿に対する違和感

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2014.01.17

　あなたはSNSをどんな風に使っていますか？ 投稿が日課になっている人もいれば、他人の投稿を読んで楽しむ人もいますよね。性別や職業などでもそうですが、年齢によっても、使い方は変わって来るのかもしれません。そこで、「SNSで、世代の違う人の投稿に違和感を覚えることはありますか？」とアンケートをしてみました。一体、どんなところに違和感を持つのでしょうか？

「50～60代の人が、日記のような長い文章と一緒に、きちっとデジカメで撮ったような写真をかなりの頻度でアップすること。同世代はもっとライトな使い方をしているので」（茨城・26歳女性）

「男性の話ですが、20代後半から30代には、プロフィール画像や投稿に自分の写真をあげる人が10代の男より多いと思う」（東京・17歳男性）

「個人が特定できてしまうような、ものすごく込み入ったプライベートな内容を投稿している人には40代後半以上の人が多いと思う。ネットに対する警戒心は実は若者のほうが強いのかも、と思うことがあります」（東京・28歳男性）

「高級料理店に毎日のようにチェックインして、その様子を自慢げにアップする40代男性がいます。お金を持っているのをアピールするのが好きそうで『バブルを経験した世代ならではだな』と思います」（東京・27歳女性）

　SNSの投稿から、その人がどんな価値観を持った人間なのか推測した経験がある人も多いかも。それでは次に、上の世代が若者に対して感じる違和感を聞いてみました。

「20代の投稿を見ていると、ネット用語や流行の言葉を使ったり、内輪だけにしかわからない内容についてコメント欄で盛り上がっていることが多い。私たち世代は、不特定多数に公開する文章だからこそ正しい日本語を使いたいと思う人が多いかも」（東京・50歳女性）

「20代から30代、新婚さんが多い世代には、夫婦や家族にまつわる幸せな投稿が多い。40代ともなると夫婦間の出来事についてのろける人も少ないので、目新しく感じる」（神奈川・44歳女性）

「稀だとは思いますが、『死にたい』とかつらい気持ちをSNSに吐き出している10代から20代の人をたまに見ます。50代以上にもうつ病などの人はいますが、SNSに辛さを投稿している人はあまり見ないので」（福岡・52歳男性）

「『携帯が壊れました』とか、『海外に行くのでしばらく携帯が繋がりません！』などと、一大事のように書いてある20代の投稿を見ると、いかに携帯と密着した生活をしている世代なのかが伝わってくる」（東京・48歳女性）

　携帯がない世界で思春期を過ごした40代以降、物心ついたころから携帯電話が存在した20代。世代間の違和感はこの辺から生まれてくるのかもしれません。

　まとめたものはどれも個人的な意見なので、別の違う世代に対して上記以外の感想を抱いている人ももちろんいるはず。違う世代のSNS投稿に対して、あなたはどんな印象を抱いていますか？ SNSが普及してから、世代や環境が違う相手とコミュニケーションを取る機会が以前より増え、視野や考え方が広がったという人も多いはず。これからも、SNSと楽しく付き合っていきたいものですね。

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ライター

桜まゆみ＋プレスラボ