初デートの食事中で使える、相手の好意の

アルナシ度を見抜く心理テスト

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2015.06.10

恋愛カウンセラー

渡辺香の子

　待ちに待った気になる相手との念願の初デート。一日かけたデートも終わり、ディナーを食べているとき、誘った側としては、相手が楽しんでくれたのか？ 自分のことをどう思ってくれているのか、この後どんな展開に持っていけば良いのか、色々考えてしまいますよね？「自分のこと、どう思ってるの？ 」なんて率直に質問する訳にもいかないとき、食事中の仕草や言動から真意が分かったらいいのに…。初デートの食事のシーンで、相手の気持ちが見分けられる心理テストってないものなの？

「ありますよ。食事のシーンで好意を見分けられるチェック項目は以下の3つです」（恋愛カウンセラー・渡辺香の子さん）

食事のシーンで相手の質問に注目してみましょう。人間は、相手との共通点を見つけるだけで、より相手に親近感を抱きやすくなる傾向があります。自分の好きなものを相手も好きかどうかを確認するような場合や、共通の好みを探しだす質問をしてきたら、“相手との関係をより深めたい、共通点を持って親密な感情を抱きたい”という気持ちを持っているのです。また同時に“相手にも自分に対して好意や興味を持ってもらいたい”と、無意識のうちに願っています。共通点を探している質問をしてきたら、好意があるとみていいでしょう。

あなたが携帯をチェックしているときや窓の外を見ているとき、相手はどこを見ていますか？ あなたの顔をまじまじと見つめているなら、かなり興味を持っています。異性との付き合いに慣れている人は、相手に興味がなくても、話しているときに「いい顔」「楽しそうな顔」を演出できるのですが、それでも、興味がない相手にいい顔をし続けるのは疲れるもの。よそ見をしているときというのは、そんな人もふっと気を抜くため隠れていた本性がつい表情にでてしまいます。相手に興味がある場合なら、「もっと相手を知りたい。見ていたい」という心境から、相手の横顔にさえ興味を持って見つめます。一方、好意がない場合は、緊張をゆるめて目をそらしてしまいます。

食後にコーヒーなどを飲んでいる時に、2人の間の障害物を横に除けて、テーブルの上の垣根を取り去るようなら、心の垣根も取っ払って、さらに深く相手の心に踏み込みたいと考えている証拠。このように、気持ちが前のめりになっているサインが見えれば脈アリです。

　ほほう！ 食事中って意外と相手の本心が浮き彫りになるものなんですね。ということは「自分に関心がないとき」もまた然り…？

「そうですね。質問をするにしても、『この店感じいいね！ 』とか、『それ美味しい？ 』など、その場しのぎの質問やどうでもいい質問ばかりをしていたり、それに対してそっけない返事や共感がない返事の場合には、好意が薄いと受け取るべし。特に女性の場合、興味がない相手に対しては更に質問が減ります。また、頻繁に携帯を気にしたり、時計をチェックしたりしていたら諦めた方が良いかもしれません」（同）

　たしかに、会話の具合がイマイチ適当だったら、潔く身を引く方が賢明かもしれないですね。「相手が自分に関心があるかも」と感じたときに、次のデートに繋げるための心理テクニックってありますか？

「女性の多くは人様の気分を害することに、罪悪感を抱きやすいので、その心理を利用すれば、一歩踏み込むことができます。例えば帰り道で、肩を抱きながら『嫌かな？ 』と質問してみてください。相手に好意があればすんなり受け入れてくれる事でしょう。そして一方、男性はスキンシップをしながらのお願いに『NO』といえないという傾向があります。別れ際に握手をしながら、『また会ってもらえますか？ 』と言うと、よほどのことがない限り断りません。上手く相手の心理を突いてあげることで、その後のステップをより優位に進めることができますよ」（同）

　ちょっとズルいと考えるかもしれませんが、相手が自分に好意を持っている事が分かれば、安心して次のデートも誘えますもんね。簡単でとっても役に立つテクニック。ぜひ、初デートの際にチェックしてみてくださいね！

初出 2011/10/28

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性別

女性男性

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ライター

冨手公嘉

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