ヒトメボ

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 「一人暮らしでペットを飼っていると恋人ができにくい」という定説があるそう。ペットがいると、気持ちも生活もペット中心にシフトしていってしまうからかもしれません。とはいえ、ペットがいるからこそできる恋愛もあるのではないでしょうか。そこで、「一人暮らしでペットを飼っていることが恋に与える影響」についてヒトメボ読者に聞いてみました。

優しさアピールができる

「『自分は優しい人間』ということが強くアピールできると思う。今まで付き合って部屋に来た彼女たち全員から、『猫と遊ぶ姿を見て優しそうだと思った』と言われた」(東京・25歳男性/飼っている動物・猫)

 普段はコワモテの人などが動物に目尻を下げていると、そのギャップから「実はものすごく優しいんじゃないか」という気にさせられたりしますよね。

遠出できない

「留守番させるのがかわいそうなので、付き合いが長い彼女とデートするのはほぼ僕の家。たまに出かけることがあっても、心配だから早く帰りたくてそわそわしてしまう」(千葉・34歳男性/飼っている動物・猫)

 旅行などの機会を作るのも一苦労ですね。ただ、最近はペット同伴可の宿泊先も増えてきているので、一緒にお出かけするのも楽しいかも。

部屋に呼ぶ口実ができる

「動物好きな女の子と一発で仲良くなれる。うちで飼っている動物もちょっと変わっているから、部屋に呼ぶ口実にもしやすい」(千葉・26歳男性/飼っている動物・フェレット)

 「動物好き同士」はそれだけで何かちょっとした絆を感じるものです。ちなみにフェレットは睡眠時間が長く、1日に20時間以上寝ることもあるのだそう。「起きているところを見せたい」と言えば何度も来てくれるかも?

世話の仕方をめぐりケンカになる

「彼女も昔犬を飼っていたので、お互い犬が大好き。ただ、2人とも世話の方法が微妙に違うので、そこについてもめたりすることがある。たとえば『おやつをあげすぎじゃないか』とか『寒いからといって服を着せるのはかわいそう』など」(東京・27歳男性/飼っている動物・犬)

 動物好き同士でも、それが同じ動物だとこんなこともあるようです。ペットへの深い愛情ゆえですね。

結婚している気分になれる

「彼に犬の散歩に付き合ってもらうと、なんか結婚とか同棲とかしている気になってきて、『私、今幸せかも……』と思う瞬間がある」(東京・27歳女性/飼っている動物・犬)

 彼と犬と一緒に公園に行って遊んだり、のんびりしたりと、はたから見れば確かに同棲カップルか新婚さんにも思えます。幸せの象徴のような風景です。

いい雰囲気を邪魔される

「部屋でちょっといい雰囲気になってきても、猫が彼女に『遊んで~』とかやると猫優先になってしまって、結局そのままお流れになることがある」(神奈川・25歳男性/飼っている動物・猫)

 これは男性としてはなかなか切ない展開。とはいえ、まったく彼女に懐かなかったらそれはそれで気になります。

浮気できない

「彼女が自分の名前を覚えさせ、言えるようにしてしまったので他の女の子をいっさい連れ込めない(笑) 某アイドルグループの子と同じ名前なので言い訳もできるけど、それはそれで別の誤解を生む」(埼玉・30歳男性/飼っている動物・インコ)

 ここまで考えて覚えさせていたのだとしたら……。なかなかやり手の彼女です。

笑顔が増える

「彼と同棲をして、しばらくしてから犬を飼い始めた。前はしょっちゅうケンカしたり、仕事で嫌なことがあったらお互いムスッとしていたりしたけど、そういうのがなくなって、代わりに笑顔が増えた。犬を介してお互いのことをもっと理解できるようになった気がする」(千葉・26歳女性/飼っている動物・犬)

 子どもが両親の仲を取り持つことを「子はかすがい」といったりしますが、そのペットバージョンといったところでしょうか。以前よりカップル間の絆が増したようで何より。

 みなさん「困ったものだ」と言いながら、満更でもなさそうな印象。もちろん大変な面もありますが、それ以上に二人の仲を取り持ったり、癒しを与えてくれる存在なのかもしれませんね。

(藤井弘美+プレスラボ)
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ライター

藤井弘美+プレスラボ

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