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2016.04.12
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散らかっていたり、不衛生だったり、いわゆる汚部屋ってありますよね。どうしても片付けられないという人もいれば、そのほうが落ち着くからという人もいますが、いずれにせよ度を超せば困った事態に遭遇することもあるようです。ヒトメボ読者に「汚部屋で起きた事件」を聞いてみました。
「床が見えないほど物にあふれているせいで、何かが足の小指に当たってあまりの激痛にしばらく声が出ませんでした。何が当たったのかは分かりません……」(新潟・36歳男性)
部屋用の靴を買うという手もありますが、さらに物で溢れてしまいそう。何にぶつけたか分かるだけでも部屋が片付いているメリットはあるのかもしれません。
「ペットボトルを捨てに行くのがだるくて、飲んだペットボトルをそのまま放置していたら、転がっているペットボトルに足をひっかけて転倒し、机の角で頭を強打。そんな痛い思いをしたのにも関わらず、未だに片付けられません」(神奈川・28歳男性)
またもやケガのエピソード。せめて立てておくだけの手間を惜しまなければ……。ケガ防止のため、この際、机のほうを片付けてしまうというのはいかがでしょうか。
「昔付き合っていた彼の部屋はかなりの汚部屋。ゴミで部屋が埋め尽くされていました。彼の部屋で一番逃げ出したかったエピソードは、2週間くらい前に食べた鍋が放置されていたこと。具がドロドロに腐って黄土色になっており、今まで嗅いだこともないような強烈な腐敗臭を放つ鍋へと変わっていました。このドロドロ具合は、まるでアニメに出てくるような魔法使いがグルグルとかき混ぜているような不気味な鍋のようでした」(東京・27歳女性)
恋人がいない間は誰が洗っていたんでしょうか? むしろ逃げ出して彼が耐えられなくなるまで放っておけば、自分で小まめに洗う癖が付いたかもしれません。
「昔、真夏の蒸し暑い日、久しぶりに炊飯器を開けてみたらオレンジ色のご飯が入っていました。学生時代はシンクに洗い物が溜まってからしか洗い物をしなかったので、カビにはたくさん出会ったけど、オレンジ色のカビに出会ったのはこのときくらいです。何カビだったんだろう……」(東京・50歳女性)
水回りに出現する赤カビのことかもしれませんが、すでに出会っていそうですし、もしや最近オランダで発見されたという新種のカビ菌だったなんてことは……。
「部屋を片付けるのが苦手です。布団を畳むのすら面倒くさくて、万年床にしていました。最近臭うな~と思っていたら布団と床が接している面にカビが生えていました……。さすがにすぐに布団を捨てて、床もカビを拭き取りましたが、すぐに布団を買いに行けるわけもなく、その日は床に毛布をしいて寝たので、すごく体が痛くなりました」(東京・29歳女性)
気付かなかったことにして、もう1日くらいその布団で寝ても結果は変わらなかったように思いますが……。面倒くさがりでもカビは見て見ぬふりできないようですね。
「寒くてずっと閉め切っていた窓をたまたま開けたらベランダの手すりに茶色っぽい丸い塊がぶら下がっていた。もちろんよく分からないので放置。暖かくなってまた開けてみたら、その塊からちっちゃいカマキリがウジャウジャと何百匹も出てくるのに遭遇。珍しいもの見たなあと思ったけどさすがにそれは駆除した」(東京・36歳男性)
もしまた窓を開けたとき、今度は数百個の卵がぶら下がっていたとしたら、次の春には想像を絶する光景が広がりそうです。汚部屋とは室内のことだけではありません。
「気になっている男の子を含め、友達数人が部屋に遊びに来るということで張り切って汚部屋を掃除しました。拭き掃除まできちんとしたつもりだったのですが、窓のサッシに大量の髪の毛とホコリが残っていて、気になっていた男の子が『うわぁ……』と、あきらかにドン引き。私の恋は一瞬にして終わりま」た。日ごろからきれいにしておくべきでした」(埼玉・22歳女性)
ふだんから掃除していないと見落としてしまう場所が多そうですね。とはいえ、窓のサッシは年に一度の大掃除で……、という人も多いのではないでしょうか。
部屋が汚いと、ケガをしてしまったり、物がなくなったり使えなくなったりで余計な出費が増えるだけでなく、失恋をしてしまうことも……。面倒くさいのは分かる気もしますが、きれいで居心地の良い部屋をキープするだけで済む話なら、まめに掃除をして汚部屋から抜け出してみるのもいいかもしれませんよ。
(姫野ケイ+プレスラボ)初出 2015/4/12
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