旅先で会い帰国の飛行機でも席が隣に！ いまの恋人と出会った思いがけないきっかけ

　自ら求めているときはなかなか見つからないのに、予想もしてないときに限って素敵な相手と巡り合ったりするもの。そんな運命的な出会いはどんなとき訪れているのでしょうか。ヒトメボ読者に、いまの恋人と知り合った「思いがけないきっかけ」について聞いてみました。

結婚式の二次会会場までの道を聞いたことがきっかけ

「友人の結婚式の2次会に行く際、道に迷ってしまい通行人の男性に道を聞きました。その男性は会場まで一緒についてきてくれたのですが、別れ際に連絡先を聞かれ、その後ご飯に行く仲に。しばらくして、付き合うようになりました」（東京・30歳女性）

　きっとその日はバッチリ着飾っていたはず。道に迷ったのは偶然ですが、連絡先を聞かれたのは必然かもしれませんね。

当時の彼とケンカして、友だちに話を聞いてもらいにいったことがきっかけ

「長く付き合っていた彼氏と大げんかして、『もうやっていけないかも』と友達に泣きながら電話をしたとき。そのとき仲間と飲んでいた友達が『話聞くから今からおいで』と誘ってくれました。その日、そこにいた友達の仲間にも励ましてもらったのですが、結局、交際していた彼とはそのけんかがきっかけで別れることに。しかしその後、そこで出会った友人の仲間うちの男性と交際することになり、昨年結婚しました」（東京・29歳女性）

　恋愛相談した相手と交際、長年付き合った彼と別れた後すぐ結婚、ときおり耳にする話ですが、そこに至るまでにはさまざまな偶然が重なっているのですね。

隣のベランダに洗濯物が飛んだことがきっかけ

「嫁と出会ったのは隣のベランダに洗濯物が飛んでしまって、それを部屋まで届けに来てくれたことがきっかけ。いま思えば『お礼にお茶でもどうですか』も強引だけど、それでのこのこと上がってくる嫁も嫁だと思う。そのときは何もないですけどね」（大阪・36歳男性）

　出会いを求める人にとっては強風の日ほど洗濯日和といえるのかもしれません。風向きも大事ですし、隣に素敵な人が住んでいればの話ですが。

旅行先で出会った人と飛行機でも隣の席になったことがきっかけ

「女友達とグアム旅行に行った際。カフェでご飯を食べていたときに、隣のテーブルに座っていた日本人男性旅行者とグアムで行ったお店について少しお話しました。そのときはそれだけでバイバイしたのですが、なんと、帰国の飛行機で隣の席に！　フライトの間ずっと話をしていて、連絡先を交換。日本でも会い、付き合うようになりました」（東京・26歳女性）

　二度も偶然が重なると意識してしまいますよね。フライト中は時間もたっぷりあります。このまま結婚したなら新婚旅行はグアムしかない!?

満員電車で貧血で倒れたことがきっかけ

「通勤の満員電車で、貧血で倒れてしまいました。そのとき、ホームに運び出してくれて、救護してくれたお医者さんの男性がいました。名刺をいただいたので、後日感謝のお手紙を送り、そこから会うようになり、その人が今の旦那です」（東京・33歳女性）

　まさしく白馬に乗った王子様ですね！　お医者さんもプライベートで救護することはそうそうないでしょうから、特別な感情を持ってしまったのかもしれません。

「ひとりで生きて行こう」と起業家向けのセミナーに行ったことがきっかけ

「30歳で大失恋をして、『もう結婚はしないで、ひとりで生きて行こう』と起業を決意。独立後、起業家向けのセミナーに通い、そこで今の主人と出会いました。どちらも起業したてだったので、お互いの会社が安定してきた4年後に結婚しました」（東京・36歳女性）

　ひとりで生きる決意をしたあとの出会い。人生、どう転ぶか分からない！　同じセミナーで出会った、同じ仕事に勤しむ者どうし、お互いに理解し合えることも多そうですね。

適当な番号に連絡したら近くに住んでいたことがきっかけ

「まだ時代がPHSだった頃。適当な番号にPメールを送ってナンパした相手が偶然近くに住む同年代の女性だった。その後合コンすることになって、長年付き合った後に結婚しました」（東京・34歳男性）

　時代を感じるエピソード。全国どこに住んでいてもおかしくないのに、でたらめに打った番号の相手が近所に住む同年代で、しかも相性の合う相手だなんて。いま思うと気が遠くなりそうな確率です。

　日々の小さな選択や偶然が重なって、思いがけず恋に発展。人の縁とは摩訶不思議ですね。そんなふうにして出会った恋人とは一層強い結びつきを感じてしまうものかもしれません。

(桜まゆみ＋プレスラボ)

初出 2015/4/13