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2015.07.08
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女性の中には歩き方に気を配ったり、なかにはウォーキング教室に通ったりしている人もいるかもしれませんが、こと男性となると、歩き方を研究している人はおそらく少数派。歩き方によって、その男性に対するイメージが変わるということはないのでしょうか?
「いいえ、歩き方は男性の印象を大きく左右させます。その証拠に、男性のウォーキング教室を行うと、男性タレントや経営者など、相手に見られたりイメージを大切にしたりする職業に就かれている方の受講が非常に多い。それほど、歩き方は人の印象と関連しているのだと実感されているのでしょう」
お答えいただいたのは、ウォーキングプロデューサーのOK和男さん。ではさっそく、男性が格好よく見える歩き方のポイントを教えていただきましょう!
「仙骨とは骨盤の中心にある骨。男性は骨盤を後ろに傾けて歩いている人が多いのですが、それは疲れている印象を与えます。仙骨を立て、骨盤の角度を良くし、お腹を引きしめた状態で歩くのが大事です」(OK和男さん・以下同)
「女性は腰を少し出して歩くと美しく見えますが、男性はむしろ逆効果。それよりも胸を前に出して上体から進んでいくようなイメージで歩くと、若々しい印象を与えます」
「足首から下の動きをしなやかにすることも、男性の歩き方において大切。意識的につま先をあげて歩幅を伸ばすと、股関節から下の脚全体が長く見えます。特に男性は身体が硬い傾向にあるので、足のしなやかさがあると女性には好印象でしょう」
この3点が、格好良い歩き方には欠かせないポイント。さらにプラスアルファで、ビジネスバッグを持ったときの歩き方のコツについても教えていただきました。
「バッグを持つとどうしても片方の肩が沈んでしまいがちですが、これは見栄えが悪く、歩いたときのバランスも崩れるため良い印象を与えません。ですから、バッグを持ったら肩の位置を絶えず意識し、左右の手で頻繁にバッグを持ち替えて疲れをためないようにしましょう」
「バッグはなるべく身体から離さずフィットさせるように。さらに、身体の真横でバッグを持つのではなく、やや後ろ、お尻に少し当たるくらいの位置にある方が、前から見たときの印象がスマートです」
「ショルダーバッグの場合など、バッグのお尻部分が少し上がるように持つと、重そうな印象が消えて軽快に見えます。また、バッグのお尻を持ち上げることで、自然と自分の身体もまっすぐに伸び、良い印象を与えます」
バッグを持つ上で重要なのは、とにかく「重そうに見せないこと」のようです。仕事においても、歩き方やバッグの持ち方ひとつで、ビジネスマンとしての印象に影響を与える可能性はありそうですもんね。
自分の歩く姿を見る機会は少ないだけに、どうしても歩き方まで気を配れない男性は多いはず。だからこそ、格好良い歩き方を身につければ、仕事や恋愛におけるアドバンテージになり得るかもしれません。
(有井太郎+プレスラボ)初出 2012/12/27
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