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2016.01.31
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2016.01.31
大好きな人と結ばれて、そのうち子どもを授かって……。それはとても幸せなことですが、その後の子育てには苦労がつきもの。もちろん多くの人が知っていることですが、やはりその状況に置かれてみないと分からないことがあります。そこで、子育て中のママに、出産前には想像していなかった「子育てが始まるとできなくなること」について聞いてみました。
「子どもが動き回るので、ついついラクな格好ばかりしてしまい、オシャレがあまりできなくなった。ヘアスタイルを凝ってみても、ピンなどをたくさん使うようなものは危ないし。今は動きやすくてオシャレなファッションを試行錯誤してチャレンジ中」(神奈川・34歳女性)
ハイヒールではなくスニーカー、ワンピースではなくジーンズなど、幅は狭まりますが、その時々のできる範囲で工夫をしていくオシャレもまた楽しいかも?
「行けないというほどではないのですが、前ほど頻繁には美容院に行けなくなりました。子どもを連れて行くのも、旦那に預けて行くのもそれはそれで難しくて。カラーリングはしてないのでまだマシですが伸び放題なのをどうにかしたい……」(東京・35歳女性)
特別にオシャレしたいわけでなくとも、最低限の身だしなみは整えていたいのが乙女心。とはいえ、女性の髪の変化に疎い旦那さんだったりすると「どこが変わったの?」なんて言われてしまったり。
「子連れの場合、遊園地に行っても、絶叫系で乗れるものがないのがさみしい。絶叫系が大好きなので、どうしても乗りたくて妹に付き合ってもらったこともあります。乗っている間だけ、子どもを見ていてもらうんです」(東京・39歳女性)
親子で一緒に乗れるようになるのはまだまだ先のこと。ストレス発散にもなりそうですし、周りの人に協力してもらえるならそれに越したことはないですね。
「近所に住んでいる姑が毎日のように来てくれる……のはいいんですが、気が張りっぱなしだし、子どもがお昼寝していても一人でのんびり、ということができないのは少しツラいかな……」(埼玉・26歳女性)
ただでさえ子育てに家事に忙しくなかなかのんびりする時間が取れなくなるもの。手伝ってもらって負担が減るのはありがたいですが、ほんの少しはあった一人の時間がさらに無くなってしまうというジレンマですね。
「6ヶ月になる子がいるのですが、痛いなと思いつつも歯医者を先延ばしに……。土日のうちにと思っても疲れて寝ている夫にはなかなか言い出しづらくて……」(京都・30歳女性)
土曜は午前までしか診療していない医院が多いそうですし、授乳中は麻酔も抗生物質もダメと、なかなかままならないですよね。でも母親の健康あってこそですし、思わぬ大病のもとにならないとも限りませんから、どうにか受診できるよう相談してくださいね。
「もちろん妊娠中はお酒が飲めないので、生まれたら思いっきり飲もう! と思っていましたが、よく考えたら(考えなくても)、母乳育児なのでまだまだ私はお酒が飲めない! 卒乳したら思いっきり飲みます」(東京・33歳女性)
喫煙はもちろん、ほかにもコーヒーなどカフェインが含まれる飲みものも控えるそうです。愛煙家やそれでストレス発散していた人にとっては意外と切実な問題でもあります。
「旦那さんと二人っきりになれる時間がなくて、以前のように晩酌や、ダラダラとTVを観たり……ができない。子どもが生まれる前に、これでもかというほどイチャイチャしておくべきだな、と思った」(埼玉・30歳女性)
そうなるまで気づかないけど、二人の時間というものが、なんとなくダラダラ過ごしていた時間でさえ、どれだけ貴重なものだったのかが伝わってきます。でも、どことなくうらやましくなるエピソードですね。
「旦那さんが子どもばかりかまって私にかまってくれなくなった。面倒を見てくれるのは嬉しいけれど、たまには私にもかまってほしいなあ、と思う」(千葉・32歳女性)
子どもとも遊んでほしいし、私とも遊んでほしい……ママとして妻として複雑なところ。しかし、同じような不満のある旦那さんも多いと思うので、もしかしたらお互いにそう思っているのかも?
子育てをしていると、楽しいこと幸せなこともたくさんありますが、その一方でどうしても制限されてしまうこともあります。そのときそのときの環境を楽しめたらベストですが、子どもが生まれる前にしかできないこともあるという事実を少しだけ心に留めておくといいかもしれませんね。
(ふくだりょうこ+プレスラボ)初出 2015/1/26
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