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2016.01.15
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2016.01.15
浮気と聞くと男性のイメージが強いかもしれませんが、女性にもつい魔が差してしまうことはあるもの。そのことが彼にバレたりバレそうになったとき、対応を誤れば取り返しがつかないことにも……。
今回は、「彼に浮気を問い詰められたときの女性の正しい切り抜け方」について、年間1000件以上の浮気調査を続けている現役探偵で「スプラッシュ探偵学校」校長の今野裕幸さんにお話を伺いました。
「『本気か遊びか』という『気持ち』を重要視する女性と違い、男性の場合は『他の男性と体の関係を持ったかどうか』が浮気を許せるか否かのボーダーラインになることが多いですね。彼に浮気を許してもらいたいのならば、女性は、どんな状況でも『体は許していない』と言い張ることが重要です」(今野さん、以下同)
なるほど~。そこで、浮気を問い詰められがちなシチュエーションごとに、どのように切り抜けるのがいいのか、具体的に教えてもらいました。
「言葉の端々を逃さない女性と違い、男性はこれくらいの失言には気づかないことが多いんですよ。なので、もし『誰と行ったの?』と聞かれても深い意味はない可能性が高いので、大げさに捉えず『あ、友達と間違えてた』とサラっと流すのがいちばん違和感がないですね。ただ『友達』というワードに引っかかる場合があるので、『友達の◯◯ちゃんと行ったんだった!』と具体名を出すと、より安心してもらえると思います」(同)
「女性の場合、会社の後輩の男の子を下の名前で登録することもあるので『会社の子だよ』などと言っても、違和感を与える可能性は少ないと思います。ただ男性は、例え仕事関係の人であっても『彼女がいつも会っている身近な異性』の存在を感じると不安になってしまうんですよね。この場合は、『学生時代の友達の旦那さんだよ』『セミナーで知り合って、時々相談するくらいの人だよ』というように、普段は会っていない距離間の遠い人という説明をしたほうがいいと思いますね」(同)
「男性は、彼女が別の男性と肉体関係を持った時点で修復不可能になるので、メールが見られただけならばまだ、弁解の余地はあります。『このメール何?』と詰め寄られたら『相手から勝手に行為を寄せられていて、冷たくするとストーカーになりそうで恐かった』『どうしていいか分からなくて、アナタに相談しようと思ってた』と彼に頼るのがいいですね。そうすることで、『他の男に彼女を横取りされるかもしれない』という不安が解消されるだけでなく、『オレが守ってやらなきゃ』という気持ちが芽生えて絆が深まることもあります」(同)
「『大して印象に残る出来事でもなかったから、あなたに言いそびれてしまった』というスタンスでサラッと受け流すのがいいと思います。相手の男性については、『◯◯子の彼氏の◯◯クンだよ。◯◯子に頼まれて仲直りの仲介してたの』というように、名前まで具体的に出すと納得してもらいやすいですよ。相手の素性がはっきりすれば、手をつないでいたのも『覚えてないけど、転びそうになって支えてもらったんじゃない?』くらいの説明で流してもらえると思います。状況報告の仕方よりも、例えばその夜に彼からお誘いを受けたときに拒否するような姿勢が少しでも見えると、男性は直感的に『怪しい』と疑うケースが多いようです」(同)
「男性は、この光景を見た瞬間、彼女ではなく浮気相手の男性に『オレの女に何してんだよ!』と怒りを覚えます。大惨事にならないためには、一刻も早く浮気相手を帰す必要がありますね。『他の男に体を許した』というのは、男性にとって許しがたい行為なので、無理を承知で『信じてもらえないかもしれないけど、酔って寝ちゃっただけで本当に何もない』と言い張るほうがいいと思います。それが無理ならば、せめて『今回が初めてだった』と回数を最小限に留めるしかないですね。彼があまりにもヒートアップしている場合は、『ごめんなさい』と言って一度外に出るのも手です。冷静になってから話し合いをしたほうが元の関係に戻れるケースは多いですね」(同)
今野さん曰く、「男性は『浮気相手ではなく自分を選んで戻ってきた』という優越感で彼女を許す場合がほとんどです。彼と別れたくない場合は、浮気相手との肉体関係は認めずに『やっぱりあなたが一番です』と伝え続けることが重要ですね」とのこと。
女性の場合は浮気が本気になってしまうケースも多いようだけど、元さやに戻るにしても別れるにしても、彼を過度に傷つけることなく最小限のダメージに留めることが大切。素直に認めて謝るだけでなく、ときには、無理を承知で隠し通すことも重要なのかも!?
(榛村季溶子/short cut)初出 2014/12/19
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