ヒトメボ

心理コーディネーター

織田隼人

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読了時間:約4分

 365日使うといっても過言ではない財布。それだけに、性格や価値観も反映されているはず。そこで今回は、男性の「財布」から深層心理を分析。いったい「財布」にはどんな心理が表れるのでしょうか? 心理カウンセラーの織田隼人さんに伺いました。

「財布はお金を管理するもの。つまりその人の経済力をダイレクトに表すものになります。経済力は現代では生きる力、すなわち『強さ』の象徴となります。人によって長財布や二つ折りタイプなど様々ですが、こうした財布の種類から、自分の経済状況や周囲からどう見られたいかなどが明らかになります。簡単に言えば、ブランド物の高価な財布を使う人は、経済力があることをほのめかしたい気持ちが深層心理にありますし、逆に100円ショップで売っているような安価な財布を使う人は、人に見られることに対して無関心であると言えるのです」(織田さん)

 なるほど、財布には見たままの心理が映し出されるようですね。それを踏まえつつ、長財布、二つ折り財布、マネークリップ、小銭入れ、電子マネーのカードケースの5種類にわけて、さらに掘り下げて分析してもらいました!

【長財布】

「長財布を使う人は、人に見られることを強く意識しています。ですから、服装などもオシャレな人が多いですね。そして自分を少し大きく見せようとする傾向がありますから、見栄っ張りな部分も持っています。また、自慢話を始めると止まらないので、周囲の人間を困らせていることもあるでしょう。恋愛面においては、人に見られている意識が強いので、デート中などしっかりエスコートをしてくれる紳士的な一面もあります。ただ、2人きりになったときに甘えたり、態度が急変する人も多いように思います」(同)

【二つ折り財布】

「カードも小銭もきちんと入って、ポケットにも入れられる万能な二つ折り財布を持つ人には、バランス感覚に優れた要領がよいタイプの人が多いです。周りの空気を読み、人と調和できるタイプなので、女性からは付き合いやすいと思われることが多いようです。とはいえ、八方美人なところも少なからずあるため、女性が話しかけてきたときに、他の人とメールしていたり、相槌は打っていても上の空ということも起こるかもしれません」(同)

【マネークリップ】

「お金が裸状態になるマネークリップを使用する人は、自分の内面を隠さない、たくましい人が多いようです。そして、オシャレや見た目にこだわるのではなく、自分の内面を鍛えて、そこで力強さを発揮するタイプの人とも言えます。ですから、男性の後ろに一歩下がってついて行くような女性を好む傾向があります。その反面、女性への気遣いが足りない面もあるので、自分のことをかいがいしく扱ってほしいと考えるお嬢様タイプの女性とは馬が合いません」(同)

【小銭入れ(のみ)】

「見た目よりも理屈や効率重視の人が多いです。そして大きなお金は普段使わないようにしているため、実はしっかりと貯金をしていたりする人が多いようです。また、切れ者で会話のスキルが高いため、女性に一目置かれることがあります。ただ、理屈っぽい部分があるので、自分の主張を通しすぎて女性を困らせることもありそうです」(同)

【カードケースのみで電子マネーやクレジットカードを使う人】

「新しいモノ好きで趣味にお金を掛ける人に多いようです。また、一般的なニュースから、サブカル、テクノロジーまで様々な分野で博識であることが多いのも特徴のひとつ。色々なことに興味を示し、新しいことにチャレンジできる魅力的な男性である一方で、理想主義的な部分があり、恋人にも自分の価値観を強要したりする傾向もあります」(同)

 普段、何気なく使っている財布でここまで分析できるとは驚きですね。男性は無意識のうちに、財布の種類で「自分はこんな男なんだ」ということを女性にアピールしているのかもしれません。女性の皆さんは恋人や意中の男性の財布を見て、心理分析してみてはいかがでしょうか。

(冨手公嘉/verb)
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ライター

冨手公嘉

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