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2016.01.16
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2016.01.16
毎日どこかで見かける占い。アドバイスに従ってラッキーカラーの服を着たりラッキーアイテムを身につけたり……。そんなささいなことなら生活にも取り入れやすいものですが、なかには人生を大きく左右するような事柄を決めた人もいるようです。ヒトメボ読者に「占いで決めた大事なこと」について聞いてみました。
「とあるイベントで、棒のようなものをジャラジャラさせる占いで易者の人に結婚について占ってもらいました。その結果、『結婚するなら早いほうがいい。できれば年内にしたほうがいい』と言われ、当時お付き合いしていた彼との結婚を決めました。そして先日、めでたく結婚一周年を迎えられました。この占い師さん! と決めて占ってもらったのではなく、偶然占ってもらっただけだけど、占いの結果に従って良かったです」(東京・26歳女性)
有名な占い師さんだと、なかなか予約がとれなかったり、何時間も並んだりする場合もあります。たまたま出会えた占い師さんから良い結果を聞けたのは運かもしれません。
「以前、大きな病気をしてしまい、しばらく入院していました。その間、アパートは引き払っていたので、退院後に新しい住まいの場所を、方位研究をしている方に頼みました。その先生に指示された方位に部屋を借りて、再スタート、病み上がりの体にぴったりの温かな地域のつながりのある街で、すっかり元気になりました。それ以来、方位は侮れないと思っています」(東京・38歳女性)
引っ越し先は職場へのアクセスの良さや、その土地の雰囲気で選ぶことが多いもの。占ってもらう機会でもなければ日常生活で方位まで気にすることは少なそうですね。
「当時働いていた会社を辞めて独立するかどうか、ものすごく悩んだとき、後押しがほしくて、友達の行きつけだという占い師さんにみてもらいました。鑑定料は2万円もしましたが、占ってもらわなければ会社をやめる覚悟が持てなかったと思います」(東京・28歳女性)
転職には思い切りも必要です。ましてや、独立となるとなおさら勇気が必要ですよね。当たる当たらないというより「後押しがほしかった」という気持ちはちょっとわかります。
「私が決めたことではありませんが、自分の家系は代々男性が早死にのため、長生きできるよう姓名判断で家族が名前をつけてくれました」(大阪・39歳男性)
姓名判断による命名はよく聞く話ですが、考えてみると、よほどのことがない限り改名できない「名前」もまた、占いで決めた大事なことと言えそうです。
「彼と別れるか悩んでいたとき、電話での占いをしてくれるサービスを利用して占ってもらいました。そのとき、『あなた自身は別れたくないと思っているんでしょ?』と本心を言い当てられ、占いというより、誰かに話を聞いてもらいたかったんだなぁと思いました。そのときは別れないという選択をしましたが、それから半年後、結局別れてしまいました……」(埼玉・27歳女性)
「本心に従うほうがいい」といったアドバイスだったのでしょうか。ときとして占いは自分の素直な気持ちを引き出してくれる効果のほうが大きいように思えます。
一歩先へ進む自信がないときや、漠然とした不安を抱えているときは、占いによって物事が良い方向に進むこともあるかもしれません。しかし、頼ってばかりいると自分で何も決められなくなってしまう危険性も。上手に付き合っていきたいところですね。
(姫野ケイ+プレスラボ)初出 2014/11/23
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