長蛇の列、鍵の閉め忘れ…

公衆トイレが苦手な理由

駅やデパート、公園、パーキングエリアなど公衆トイレを利用することはしばしばあると思います。しかし、絶対に公衆トイレを使わないというわけではないけれど、「外のトイレはちょっと苦手…」とできれば利用を控えたい人もなかにはいるようです。公衆トイレが苦手な理由をヒトメボ読者に聞いてみました。

とにかく不衛生

「『どうしたらこんな使い方ができるんだ！』と怒りを通り越して、悲しくなるようなトイレに遭遇しました。それ以来、なるべく近くのコンビニなどで済ませて、公衆トイレ、特に公園のトイレには入らないようにしています」（青森・22歳男性）

「パーキングのトイレの床がびしょびしょに湿っていたんです。注意していたのに、ロング丈のパンツの裾が思いっきり床についてしまって……ブルーな気分を引きずってしまいました。その上流れなくなるってなんの試練ですか」（兵庫・29歳女性）

場所によっては掃除が行き届いていないこともあるようです。「トイレが綺麗かどうか」というのは盲点になりがちですが、意外と重要な問題ですよね。

長蛇の列

「トイレの外まで続くような行列を見た時は諦めてしまいます。待つのも嫌だし、反対に待たせるのも嫌なので、膀胱には申し訳ないのですが我慢しがちです。特に自分が待たせている側の場合、並んでいる人に心の中で『あの人まだ出てこないよ、何してるわけ？』なんて思われていたら！ と考えると落ち着かないですよね」（東京・32歳女性）

後ろにたくさんの人が並んでいると、自分の番でも気が引けますよね。「今すぐ」ということがない限り、家でゆっくりしたいという気持ちになるのもわかります。

音漏れ

「人がたくさんいるトイレだと紛れるのでさほど音が気にならないのですが、自分の他1人くらいだとどうも……。音姫がないのは論外だし、あっても『これは音姫の音だな。音を消してるんだな』って考え過ぎかもしれませんが気になります。1人だと思って気を抜いていると後から人が入ってくるパターンもあるので落ち着かないですね」（北海道・25歳女性）

音姫が設置されている公衆トイレも増えましたが、それでもやっぱり他人に聞かれるトイレの音が気になるという人は多いようです。

鍵の閉め忘れ

「完全に自分が悪いんですけど、鍵をかけ忘れていたことがあって……。相手の方もとても気まずかったでしょうし、私も恥ずかしいなんてもんじゃなかったです。それ以来、鍵はしっかり確認するようにしていますが、できることなら公衆トイレは入りたくないです」（埼玉・37歳男性）

自宅ではトイレの鍵をかけないという習慣の人も多いはず。ついうっかりで恥ずかしい思いをしてしまうということもあるようなので、公衆トイレでは注意が必要です。

自宅とは違った緊張感や特有の不衛生さなど、公衆トイレを苦手とする理由はさまざまのようです。とはいえ、体に悪いので行き過ぎた我慢は禁物ですし、「苦手」と言いつつ利用しないわけにはいかないですよね。みなさんはどんな風に折り合いをつけて公衆トイレを利用していますか？

(ドリームかな)