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2018.08.30
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2018.08.30
遊園地やテーマパークには様々なアトラクションがあります。なかでも、ジェットコースターに並んで刺激的なのはお化け屋敷ですよね。しかし、人によっては「お化け屋敷だけは絶対無理!」と拒否反応を示すことも。お化け屋敷が苦手な理由について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「当たり前ですけど、お化け屋敷って怖いですよね。怖いことを楽しむのがコンセプトだと思うので、怖ければ怖いほどお化け屋敷としては正解でしょうけど、恐怖は恐怖でしかないから全然楽しめません。『スリルが楽しい』みたいなことを言う人の気持ちがまったく理解できないです」(山梨・22歳男性)
「お金を払って恐怖体験を買うなんて意味がわかりません。観覧車とか3Dシミュレーターとか、普通にハッピーな気持ちになれるアトラクションがいい」(茨城・21歳女性)
怖いものは楽しくない……と、言葉にすれば至極当然ですが、アトラクションを出た後はその恐怖感が楽しさに変わっているのがお化け屋敷の醍醐味でもあり……。
「『ドンッ!』とか、『ワッ!』とか、突然登場したり大きな音を出したりしてくるのが本当に苦手。っていうか、ずるいと思います。『驚かす』のと『怖がらせる』は別物ですよね? 『驚かす』は反則」(東京・25歳女性)
「お化け屋敷で幽霊を演じている人には、『1日何人怖がらせないといけない』とか“ノルマ”があるんでしょうか? こっちが恐怖を我慢して逃げ切ると、ヤケクソみたいな感じで大声を出されたことがあります。」(秋田・27歳女性)
「驚かす」と「怖がらせる」の線引きって、なかなか難しいですよね。お化け屋敷の幽霊も、突然現れるからびっくりして怖いのか、それとも幽霊自体が怖いのか、判断に迷うところです。
「お化け屋敷で一番怖いのって、お客さんの悲鳴ですよね。あれがなければたぶんなんとかいけると思うんですけど……」(千葉・26歳男性)
「怖がりの友だちとお化け屋敷に入ったら、何もない通路ですら絶叫されて、彼女には何か見えているのかと思ったら怖かったです。それに、金切り声が苦手なので、お化け屋敷の雰囲気に感化されて『キャー!!』とか言っている人がいると、来るんじゃなかったと思ってしまいます……」(愛知・23歳女性)
先に入ったお客さんの悲鳴が遠くから聞こえてくると、この後何が起こるのかと恐ろしくなりますよね。また、なかには他人の悲鳴自体が苦手な人も。
「小学生の頃、地元のお祭りで初めてお化け屋敷に入りました。本格的なものではなく手作り感のあるもので、出てくるお化けも面白い感じで怖さより楽しさの方が大きかったです。そのときのイメージで大人になってから久しぶりにお化け屋敷に行ったら、もう全然違っていてびっくりしました。幽霊の演技すごすぎるし、血とか小物とかかなりリアルだし、普通に失神するかと思いました……」(宮城・25歳女性)
最近のお化け屋敷の演出は、あまりのリアリティにもはやトラウマになるレベルのものもありますよね。好きな人にはたまりませんが、昔のちょっと粗のあるお化け屋敷も、それはそれで良かった気がしてくるかもしれません。
「ホラーゲームやホラー映画など、自分はかなりのホラー好きなので、中途半端なお化け屋敷だと『もっとちゃんと演出しろよ』『ストーリー破綻してるだろ』なんて面倒なことを思うタイプです(笑)。みんなと一緒に素直に驚いたり怖がったりできれば楽しいんでしょうけど、どうしても冷めちゃうのでお化け屋敷は苦手ですね」(東京・30歳男性)
ホラーが好きすぎてお化け屋敷で怖がれないから苦手、というちょっと変わった意見。しかし、お化け屋敷のほうも日々進化していますから、もしかするとホラー好きの人ですら怖くなってしまうようなお化け屋敷も、すでに日本のどこかにはあるかも……?
好き嫌いは真っ二つに分かれるものの、遊園地やテーマパークには欠かせないお化け屋敷。近頃はストーリー性があって面白いものも増えているので、たまには腹をくくって挑戦してみると、今までのイメージとは違うお化け屋敷の姿が見えてくるかもしれませんよ……?
(シャモジョー/ヒャクマンボルト)
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