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2018.08.26
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2018.08.26
何かにお金を使おうとする際、本当に必要な出費か一度考え直してみる人は少なくないでしょうが、特に趣味に生きる人たちは、「趣味以外のことにかかる費用」を「趣味にかかる費用」で換算してしまうようです。金額を換算する基準になっているものについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「趣味の観劇のためなら迷わず8000円出せるのに、2枚買うと観劇チケット1回分になると考えると、4000円のスカートを買うのには何十分も悩みます。友だちに言わせれば『観劇は1回だけだけど、服は何回も着れるよ?』らしいですが、どの公演も1回切りだからこそ、服よりも観劇のほうが価値が高いとも考えられますよね」(東京・21歳女性)
金額の換算に使われがちなのがチケット代です。チケット代だって安いわけではないのですが、好きなものに払うと思えば財布の紐もゆるくなる人が多いのでしょうか。代わりに、それ以外のものを買うときにチケット代を基準にして悩むことも……。
「Dオタなので、7000円以上のものをみるとチケット代に換算して『インパ何回分じゃん!』と言ってしまいます。そもそも私は共通年パ持ちなので、通常のチケットの値段は関係ないんですが……」(千葉・27歳女性)
ディズニーオタクなので「入園何回分じゃん!」とチケット代に換算してしまう……という意味のようです。年間パスを持っているにもかかわらず毎回通常のチケット代に換算してしまうというのは、年パス持ちではない人とも感覚を共有しようという強い意志を感じます。
「乗り気じゃない飲み会に参加させられるたびに、この数時間がなかったら10連ガチャが引けるのにと思います。引いたら引いたで大した結果じゃないんですけど、時間とお金の両方を無駄にする飲み会よりは落ち込まずに済みます……」(岐阜・30歳男性)
同じ金額を使うなら、興味のない飲み会に参加するよりも自分の好きなことに使いたいという気持ちはわかります。憂鬱な飲み会が突然楽しくなることはあまりないですが、運が良ければガチャはいいカードが引ける可能性もありますしね……。
「高校時代はよく、今すぐ必要ではないけどちょっと欲しいものを見たときに『これを○回我慢すればライブに1回行ける……』の発想で我慢していました。今は『これを我慢すれば○回ライブに行ける……』と我慢することがあるので、社会人になって金銭感覚は変わっても、根本的な考え方は変わってないですね(笑)」(広島・21歳女性)
高校生の小遣いやバイト代から考えると決して安い金額ではないので、学生時代は1回のライブのために他のものを我慢する習慣がついていたという人もいるかもしれませんね。大人になって自由に使えるお金は増えても、染み付いた習慣や考え方はなかなか変わらないようです。
「海外旅行が趣味なので、ボーナスは全額旅費に使います。周りの人には結婚資金を貯めておいたほうがいいよとアドバイスされるけど、結婚式なんか挙げたらその費用でイタリアに何泊できると思ってる!? が本音です」(大阪・29歳女性)
行き先にもよるものの、海外旅行にはお金がかかるだけに、趣味のためには他にかかるお金を削りたいという気持ちが強くなるのかもしれません。せっかく自分で稼いだお金なので、満足のいく使い方をしたいものですね。
ささやかなものから大きなものまで、何かを買ったりする際には思わず頭の中で比べて計算してしまう人もいるようです。みなさんは何かにお金を使うとき、どんなものを基準にして値段を換算することがありますか?
(ヒトメボ編集部)
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