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2018.08.21
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2018.08.21
ゲームで遊んでいると、自分でもステージを作ってみたくなることがあります。新しいところでは『スーパーマリオメーカー』が話題になりましたが、ファミコンの時代にも「マップエディター」などを搭載したソフトがありましたよね。ステージ作りにはまったファミコンタイトルについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「『レッキングクルー』にはかなりハマった。ステージ数も多くて楽しめたが、全部クリアした後はデザインモードでステージを作りまくった。弟や友達に遊ばせて、なかなかクリアできずに熱くなっている様子を見るのが最高だった」(神奈川県・49歳男性)
「子供のころは『レッキングクルー』を買った友達の家に集まって遊んでいた。爆弾ばかりのステージや、ひたすら落ちていくステージなど、おバカなステージを作っては大笑いして楽しんでいました」(秋田県・45歳男性)
『レッキングクルー』には「DESIGN」というエディット機能があり、オリジナルのステージを作って遊んでいた人が多かったですね。ひとりで遊ぶときは一瞬でクリアできるステージや、壁を一気に壊せる「爆弾」を大量に配置し、爽快感を味わえるステージを作ったりもしました。友達と遊ぶときには、開始直後に敵にやられてしまうステージや、壊れにくい壁ばかりを配置したステージなど、笑えるステージで遊んだ人もいたのでは? なかには本気で難しいステージを作って披露する友達もいたりして、ひとりでも友達とでも楽しめるゲームでした。
「『ロードランナー』は、通常のステージを全部クリアした後はひたすらオリジナルステージを作っていた。作ったステージはノートに書き写して、友達と見せっこして遊んでいました」(滋賀県・47歳男性)
「当時は『ロードランナー』のステージ作りに夢中になっていた。ムック本で紹介されていた高等テクニックも再現できたので、かなり難しいステージを作るようになった」(千葉県・50歳男性)
『ロードランナー』のエディット機能は「EDIT」というモードで、作れるステージは通常のステージの半分の大きさでした。上級者向けの続編『チャンピオンシップロードランナー』が登場するころにはパソコン版のムック本が発売されており、そこに紹介されているテクニックを盛り込んだステージを作ったという人もいました。自分でテストプレーをしながらオリジナルのステージを完成させるのは、ちょっとしたクリエーター魂を刺激されるものでしたね。
「『エキサイトバイク』は、通常のレースよりもマップエディターでのステージ作りに夢中になっていた。難しいステージよりも、気持ちよく走れるステージを作るのが好きでした」(東京都・47歳男性)
「任天堂の『エキサイトバイク』にハマっていた。とくに夢中になってたのはエディット機能で、兄弟や友人と交代でコースを作って見せ合っていた。連続でジャンプできるようにジャンプ台を配置して作るコースが爽快で面白かった」(東京都・44歳男性)
『エキサイトバイク』にも「DESIGN」というエディット機能が付いていましたが、発売当時のファミコンソフトではまだ珍しく、画期的な機能でした。エンジンの温度ゲージを下げるクールゾーンや、遠くまで飛べるジャンプ台などをたくさん配置した気持ちよく走れるコース、ウイリーしないと転倒してしまう障害物をひたすら置いた難関コースを作ったという人は多いでしょう。『ファミリーベーシック』を使わなければデザインしたコースの保存ができなかったのですが、それでも夢中になってコースを作って遊んだものです。
「つるつる滑るのが面白くて氷河のパネルばかりにしていました」(埼玉県・43歳男性)
「本編よりもマップを作るのが楽しかった。ただ、最高のマップができても保存できなかったのが残念だった」(栃木県・41歳男性)
「マップコンストラクションモード」というエディット機能があり、5つのパネルを組み合わせて好きなマップが作成できました。子供のころは同じパネルをとにかく並べて、めちゃくちゃなマップばかり作ったものです。うっかり本部を丸裸にしてしまったり、壊せない壁を多めに配置して、移動が面倒なステージなったりもしましたね。
「途中で難しくて先に進めなくなり、飽きてエディットばかりで遊んでいた」(東京都・40歳男性)
「エディットしたステージが1面で出てくるのだけど、難しくし過ぎて1面から進めなくなった」(東京都・43歳男性)
ヨーグルの所(ゴール)に絶対たどり着けないようなステージなど、めちゃくちゃなステージを作ったりしましたね。フルーツを置き忘れて「ROUND ERROR」が表示された人も多かったのでは!?
昔のゲームは「クリエーターに提供されたステージ」を遊ぶばかりでしたが、ファミコンブームの初期に「エディット機能」を搭載したソフトが登場してからは「自分が作ったステージを人に見せる」という遊び方も広まりました。思わず笑ってしまうステージ、本気で難しいステージなど、みなさんにもいろいろなステージを作った思い出があるのではないでしょうか。
(藤野晶@dcp)
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