ヒトメボ

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就職活動は、学生から社会人への登竜門。売り手市場と言われているときでも、例年の人気企業には志願者が集中しますよね。しかしなかには、高い目標を掲げつつも「就活なんて余裕でしょ!」と自信満々な学生が……。「世間はそんなに甘くはないのでは?」と思った就活生の言動について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

“旅”の経験値で面接を突破する!

「自転車で日本一周をした経験だけで、面接を突破しようとする友達がいました。たしかにその経験はすごいけど、最近は新鮮味が薄いですからね……」(千葉・23歳女性)

「バックパッカーをしていた友人は、様々な国を巡ったことをひたすら面接で話していたそうです。ただ、どこもダメだったそうで……。ただ旅をしてきただけでは難しいんでしょうね」(東京・23歳男性)

「海外7カ国に旅行した経験がある友人。面接で『じゃあ、英語はできるの?』と聞かれ、『出来なかいけれど、気合いで乗り切りました』と口にすると、面接官はみんな感心してくれたそう。ただ、どの会社にも引っかからなかったそうです」(群馬・24歳男性)

旅をしてそこで何を得たか、得たことをどう行動に移したか、が大事かも。

ネットの人脈やフォロワー数で内定を勝ち取る!

「私の元彼は、IT系の会社社長とSNSで繋がっただけで、内定を取ったくらいの自慢をしていました。そんなに世間は甘くないだろと急に冷めて、その日のうちに別れを切り出しました」(千葉・24歳女性)

「IT系のベンチャー企業でインターンをしていることをやたら自慢する友人。そのベンチャー企業、ネットで調べると「インターンを無償で働かせてぼろ儲けしている会社」って書かれていました」(東京・22歳女性)

「友達は、『Twitterのフォロワー数で就職をする!』と意気込み、オークションで多量のフォロワーを買って、就活を突破しようとしました。受けた会社は広告系の会社だったため、アカウントを見せたら簡単にバレて落とされたそうです」(東京・23歳女性)

ただSNSで社長とつながるだけでなく、気に入ってもらうことができれば内定もあり得るかもしれませんね。

「アルバイトをがんばった」で乗り切る!

「リゾートバイトやオシャレなカフェなど、たくさんのバイトをしてきた経験のある友人。面接でたくさんのバイトをしてきたことを長所として伝えたそうですが、どれも1ヶ月ほどで辞めてしまっていることが面接で見抜かれ、結局お祈りメールが届いていました」(神奈川・23歳男性)

「人事を担当していますが、バイトの経験って集団面接で何度も聞きます。でもみんな『がんばりました』という感想ばかり。そのバイトでなにを学んだのか、そして新しい環境でどう活かせるのかが聞きたいんですけどね」(東京・29歳女性)

何を「がんばった」結果、何を得ることができたのかを自分の言葉で伝えられるといいかも。旅の経験談と同じですね。

企業のコンプライアンスが心配……

「『休みはちゃんととれるのか』『パワハラをする人はいるのか』『残業はどのくらいか』など、受ける企業がホワイト企業かどうかをとにかく気にする友人がいます。もちろんそれは大事だと思いますが、入社する前から自分のことだけを考えているのはちょっと……」(東京・23歳女性)

仕事とプライベートの折り合いをつけられるか心配な気持ちはよくわかります。ベストは、寝る間を惜しんでででもやりたい職に就けることですよね。

このほか、「『A社の新商品、めっちゃおいしー!』などと、受けている企業の商品をひたすらツイートしまくって媚を売っている友人がいました。そこは2次面接で落ちちゃったみたいで、そのあとは一切ツイートしていませんでしたね」(大阪・24歳男性)という声も。闇雲に企業を賞賛するのではなく、自分はどう思うかを主体的に伝えられることが大事なのかもしれませんね。

「世間はそんなに甘くはないのでは?」と思った就活生の言動、みなさんには思い当たるものがありますか?

(長橋諒/ヒャクマンボルト)
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ライター

長橋諒

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