ヒトメボ

恋愛エッセイスト/大人モテLAB.主宰

春乃れぃ

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 合コンをはじめ出会いの場では必ず聞かれる、趣味。モテるためにやってるわけじゃないとはいえ、こういうとき、なんと答えたら女性から「ステキ!」と思ってもらえるんだろう? 「週末はバンドやってるんだぁ」なんて言うと、かっこよさげな気もするけど……。恋愛コラムニストの春乃れぃさんにお話を伺ってみました。

男が思うモテ趣味ほど支持されにくい!?

「『バンドは絶対イヤ』という女性の声は圧倒的。20代後半になってバンドを続けていると言う男性を、大抵の女性は受け入れがたいようです。『毎週末練習ばっかで、放っておかれそう…』という声もありますね。男性が思うモテ趣味の『サーフィン』や『DJ』も基本的にナシ。20代前半の学生ならときめく可能性もありますが、チャラいイメージを持たれがちなので、結婚を視野に入れている社会人には支持されません。最近ブームの『釣り』や『山登り』も、女性がついていきづらい話題なので、興味を持ってもらうまでに時間がかかりますね。デートでハイキングや釣り堀に行く程度なら、問題ないでしょう。『競馬』『ギャンブル』は金銭面での不安を抱かせるので、隠しておくほうが賢明です」(春乃さん)

 年齢や立場によってアピールする趣味を考える必要がありそうですね。では逆に、女性が食いつきやすい趣味ってなに?

プライベートに入り込みやすいかどうかがカギ!

「『料理』ができる男性のポイントは高いです。『うまくはないけど、週末にパスタとか作るよ』と謙遜しながらのアピールに、女性は心をつかまれやすいですね。あと、『フットサル』や『バスケ』、『ジョギング』といったスポーツは爽やかですし、健康に気を使っていそうで好印象です。趣味と言えるかわかりませんが、『ペットと遊ぶ』も◎。ペットの世話ができる優しさと責任感に、女性は魅力を感じます。そのためネコよりも、世話や散歩が必要なイヌのほうがポイントは高いです。これらの共通点は、女性が、男性の趣味にかこつけてアプローチできるという点。『フットサルの試合、応援しに行くよ』、『ペット見に行きたいな』と、男性のプライベートに入り込みやすいかどうかがカギと言えますね」(同)

 なるほど。こちらとしてもできればお近づきになりたいわけだし、コミュニケーションの取りやすそうなものを挙げておいて損はないですよね。では、そうした趣味をガンガンアピールしていこうと思います!

語るな危険!?

「趣味の話を熱く語るのは危険! 凝っている趣味であっても、実際の60~70%くらいの知識や熱意でアピールしましょう。例えば、料理好きで『カレーはルーから仕込む』とか『毎日お弁当作る』と言うと、女性に『料理にうるさそう』、『私のほうが下手かも…』と思わせてしまい、逆効果になることも。スポーツも、スパッツにサングラスといった本格的な格好でジョギングするなど、本気度が高すぎると女性は引きます。『趣味は?』と聞かれたときに、『たまに料理するよ』、『週イチくらいで友達とフットサルするんだ』のようにラフに答えるといやらしさがなく、女性も話を広げやすいですね」(同)

 ちなみに、春乃さん的にポイントの高い趣味は?

「『一人旅』が好きな男性は、アクティブでいいですよね。事前の予約などをパパッとこなせる実行力は頼りがいがあるし、知らない土地の人と仲良くなれる高いコミュニケーション能力もある。何より、人生を楽しんでいる感じがポジティブで魅かれますね」(同)

 なるほど。趣味そのものというよりも、趣味から人柄や能力、ライフスタイルなんかが見えることが大事なんですね。筆者に一人旅はさすがにハードルが高いので、まずは料理を勉強してサラッとアピールしようかな。

(有竹亮介/verb)
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ライター

有竹亮介

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