ヒトメボ

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 眠くてどうしようもないけど目を覚まさなくてはいけないシチュエーション、日常生活の中でけっこうありますよね。眠気覚ましの方法といえば「ガムを噛む」「顔を洗う」などが浮かびますが、ほかにはどのようなものがあるのでしょうか。ヒトメボ読者に聞いてみました。

叫ぶ

「目覚ましがなったら、眠い自分にムチ打って、『朝だぜウオオオオ!』や『朝です! おはようございます!』と全力で叫ぶ。起きなくてはいけない朝への怒りを発散し、自分の声で覚醒が促される。気持ちいい」(東京・33歳男性)

 何を叫ぶかは毎朝アドリブですね。ご近所さんに不審がられる可能性が非常に高いので、真似をする場合はほどほどに。

ウソの時間を教える

「以前夫を起こすとき、本当は7時半なのに『(定時出社が9時なので)もう8時50分だよ!』と嘘を教えたら飛び起きた。起きないときこれをやるようになったら段々効果が薄れてきたので、次に2時間くらい進めた目覚ましを見せたら3回くらいは効果があった。これも効かなくなったら次はどうしようか考え中」(東京・30歳女性)

 どんどんエスカレートしているようです。行き着く先はどこなのでしょうか。かなり心臓に悪そうな起こされ方です。

シャーペンを刺す

「会議中眠くなってきたら、机の下で見えないように、シャーペンの先を爪の間に刺す。もちろん全力でやると悶絶するので力はセーブして。それでもかなり痛い」(神奈川・27歳女性)

 セルフ拷問ですね。おそろしい使い道もあるものです。使い方は守っていただきたいものですが。

舌を噛む

「閉じた口の中で、思いっきり舌を噛んでみる。無意識に加減してしまうので、痛く感じられるまではなかなか噛めなくて、『がんばれ自分。もうひと踏ん張り!』とトライするうちに眠気が覚める」(東京・25歳男性)

 捕まった忍者が秘密を守るために舌を噛んで自らの命を絶ったりしますが、それがいかに難しいかがわかります。がんばりすぎて会議中に死なないよう注意しましょう。

太ももを殴る

「太ももを思いっきり殴る。ひどいときはしばらく歩けなくなるくらいダメージを負うけど、目は覚める。うまくヒットすると『重いパンチが打てた』という手ごたえがあって、それも嬉しい」(神奈川・36歳男性)

 痛みで覚醒しようとする方法が多いですね。自分の太ももを痛めつけておいて喜ぶのもどうかと思いますが、あくまで目覚ましとしてはいいのかもしれません。

オムツを利用する

「夫が家でやらなくてはいけない仕事をしている最中にうつらうつらし始めたので、子どもの使用済みオムツ(大のほう)を鼻のそばに持っていったら一発で目覚めた。すごくキレられたけど」(東京・33歳女性)

 使用済みオムツの効果的な再利用ですね。とても悪趣味な利用法ですが……。

おじいちゃんの知恵袋

「今は亡き祖父が若かった戦前の頃、勉強中にやっていたという眠気覚ましがものすごくて、それが『首のあたりに日本刀を上に向けてセットしておく』というもの。聞いたときドン引きしたけど、すごく勉強ができる人だったから効果はあった模様」(京都・29歳男性)

 寝たらリアルで死ぬやつです。包丁でも代用できそうですが、「真似したくない」、というか、真似してはいけません。

わさびを目の下に塗る

「わさびを目の下に塗る。ヒリヒリして、目を覚まさざるを得ない。どんなミントより圧倒的に効く」(埼玉・27歳男性)

 スーッとした清涼感で目覚ましを促すアイテムはたくさんあります。タブレット菓子・ガム・目薬などなど。この王者こそが「わさび」なのかもしれません。目に入らないように気をつけてください。

 いろいろな眠気覚ましの方法が集まりましたが、絶対に真似したくありません。できれば安全・安心な方法で目覚めたいものです……。もし真似をしてみたいと思ってしまった方は、どうかくれぐれも注意して行ってくださいね。

(藤井弘美+プレスラボ)
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ライター

藤井弘美+プレスラボ

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