ヒトメボ

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 純粋で上品な人がタイプ! ……という男性、けっこう多いのではないでしょうか。しかし実際にお付き合いをしてみると「もしかしてカマトトぶってるだけ?」と気づいてガッカリしてしまうこともあるようです。今回は、「純情彼女のカマトト発言にガッカリしたこと」を、ヒトメボの男性読者に聞いてみました。

「ねぇ、歩くの早いよ~」

「デートのときなどにふたりで歩いていると『ねぇ、歩くの早いよ~』と言いながら、服の裾をちょいちょい引っ張ってくる彼女。でもこの子、ひとりでいるときはめちゃくちゃ歩くのが速いのを僕は知っている」(福井・28歳)

 詰めが甘いですね……! 引っ張る場所も彼の手ではなく、服の裾なのがカマトトっぽさをアップさせています。

「私、ちょっと心の準備が……」

「付き合い始めたばかりの彼女と飲んでいたときのこと。楽しい時間はあっという間で、ついつい終電を逃してしまい、『ヤバい。終電なくなっちゃった』と言ったら、顔を覆いながら『私、ちょっと心の準備が……』とカマトト発言。まだホテルにすら誘ってないのに!」(東京・27歳)

 むしろこれは彼のほうがカマトトぶっているような……? さて、そのあと本当はどうするつもりだったのでしょうか。

「わかんなーい!」

「飲み会などで下ネタで盛り上がったときに、そのものに関しては『やだ、わかんなーい!』などと純情アピールをするくせに、必ず『それってどういう意味?』と話自体には乗ってくる。これって絶対意味わかってるでしょ!」(大阪・30歳)

 ちゃんと話には乗っかって場の空気は壊さない。きっと純情彼女というより、ムッツリさんですね。

「すごーい」「そうなんだ~」

「恋人できるのはじめて!って喜んでくれてた彼女が典型的な“合コンさしすせそ”的な相槌しか打たないことに気づいてしまった。何を話しても『すごーい』『そうなんだ~』と言うだけなので、真面目な話をしているときはちゃんと聞いているのか不安になる」(埼玉・29歳)

 さすが、知らなかった、すごい、センスいいね、そうなんだ、……この相槌を “合コンさしすせそ”と言うそう。それを知っているあたり、彼女はもしかして合コンに行きなれてる……?

「ぷんぷん!」「う~ん」

「こんな女いないだろって感じかもしれませんが、20代のときに付き合ってた彼女(30代後半)は、怒ると頬を膨らませて『ぷんぷん!』って言うし、考え事をするときは顎に人差し指を当てて『う~ん?』って言うような人だった。でも仕事中に偶然見かけたことがあって、そのときの彼女は全然そんな言動はないし、むしろビジネス用語バリバリなキャリアウーマンだったからすごいびっくりした」(宮城・34歳)

 年下彼氏に合わせようとして、あえて幼く演じていたのかもしれませんよ……? そんなところがカマトトっぽくもあるのですが。

「できない!」

「新しい携帯を買ったときには『操作方法がわからないから教えて』、家具を買えば『組み立てられないから手伝って』、パソコンの調子が悪くなったら『直して!』と何かにつけて何もできない子アピールをする彼女に若干イライラする……。彼女の友人に聞いたら、一人暮らし歴も長いし、彼氏がいなかったときは全部ひとりでやってたって言われて、さらに複雑だった……」(東京・32歳)

 きっと「彼氏ができたらやってもらいたい!」と憧れていたのでしょう……。とはいえ、ある程度は自分でもやっていただきたいですよね……。

 こうしてみると、「純情彼女」の存在すら幻のように思えてきました……。逆にそんな希少さが、男性の人気を集めているのかもしれませんが。女性のみなさん、そのカマトトっぷり、実はバレバレなのかもしれませんよ……。

(魚青子/Concent)
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魚青子

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