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2015.12.24
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2015.12.24
クリスマスのシーズンは、街がそれ一色に染まります。流れに乗れている人たちにとってはこの上なくウキウキ気分でしょうが、そうではない人たちにとってはイライラがつのることも…。そこで、そんなクリスマスへの反骨精神が高ぶりすぎてやっていたことをヒトメボ読者に聞いてみました。
「女子4人で集まってホラー映画上映会。観ながら日本酒を飲みまくった。おつまみはアタリメ」(神奈川・30歳女性)
まず入りはこれくらいソフトな体験談から。選んだのが「日本酒」というところがいいですね。つらさ・さみしさを共有できる仲間がいるのは素晴らしいことです。
「彼氏のいない女友達と2人で、12月に入ってから『クリスマス』という言葉を口にしてはいけないというルールをつくった。その子と話すときだけではなく、会社でもプライベートでもNGに。クリスマスツリーを『とがった木』と言ったり、クリスマスケーキを『26日には半額になるケーキ』と言い換えたり、やっているうちに楽しくなってきた」(埼玉・25歳女性)
誰も傷つけず、最終的に自分も楽しくなる反骨精神。素敵です。
「クリスマスにぼっちで過ごすのが寂しかったので、ひとりフリー雀荘へ。タバコの煙がこもる中、渋いおじさんたちと麻雀を打ちまくった」(東京・35歳男性)
劇画にしたくなるようなシーンですね。さみしさを牌に込めて卓に叩きつける彼に勝利の女神は微笑んだのでしょうか。
「彼氏がいなかったので、自暴自棄になって、『こんな私にクリスマスのネオンは似合わない』という気持ちから近所の寂れたスナックを初めて訪れてみた。そしたらそこで飲んでいたおじさん達が『クリスマスにこんな若くてキレイな女性が――』という感じで、すごくちやほやしてくれた。元彼のグチを話すうちに泣けてきた私に、スッとハンカチを差し出してくれた紳士なおじさんや、日本酒をおごってくれたママなんかがいて、おもいのほかすごく楽しかった。結局夜通し飲んで、翌朝ベロンベロンで帰宅した」(東京・28歳女性)
自暴自棄になった挙句にぼったくられた……なんてこともなく、素敵な時間が過ごせたようで何より。
「学生の頃、クリスマス直前に失恋した。クリスマスという外国の文化に浮かれ騒いでいる世の中に腹が立ち、禅の寺に修行に行ったことがある。そしたら、憎しみが浄化されて帰ってきた」(東京・26歳男性)
オチのつけ方が素晴らしいですね。ほぼヤケクソでしにいった修行で、きちんと成果を得て帰ってくるところも素敵です。
クリスマスに反骨精神を燃やす彼らも、それぞれのやり方でクリスマスを満喫している様子がいいですね。これぞクリスマスマジック! なのかもしれません。
(藤井弘美+プレスラボ)
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