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2015.11.21
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2015.11.21
漫画やアニメのキャラクターが発するひとこと。二次元では違和感なく見聞きしていても、現実で使ってる人ってほとんどいなかったりしますよね。それだけに、リアルで遭遇すると、驚くよりむしろ感動してしまいます。そこで、ヒトメボ読者に実生活で出会って驚いたひとことを聞いてみました。
「雑誌に載っていたカフェに行こうと、同僚と盛り上がって現地に向かったのですが、お店はあいにくの定休日。同僚がお店の前で叫んだ『トホホー!』が忘れられません」(埼玉・30歳女性)
ニュアンスは知っていても、なかなかリアルで聞くことはないこのひとこと。つぶやきではなく、もはや叫んでしまっているところに切実さが出ています。
「友人の旦那さん、オラオラ系なのは知っていたのですが、ある日メールを見せてもらってびっくり。友人の『今日早く帰るね』に返信が『うむ』と一言だけ。武士か!ってツッコミそうになった」(東京都・33歳女性)
「OK」でも「了解」でもなく、「うむ」というワードを選ぶところが、旦那様の男らしさの表れ!?
「仕事中、隣の席で翌朝の会議資料を作っていた先輩が、突然『ガーン…』っと言ってフリーズ。何事かと思ったら、保存するつもりがミスって全消去してしまったとか。リアルな『ガーン』はこういう時に出るんだと思った」(東京都・27歳男性)
言葉で伝えられない無力感を表すのに、これほどぴったりな表現もありません。漫画のコマのように先輩の背後に文字が見えるよう……。
「次回のコンパのお相手が某人気IT企業だと聞いたとき。一緒に行く友人が『ニヤリ……』とつぶやきました。その場にいる全員の心の中を代弁するような見事な『ニヤリ』でした」(神奈川県・28歳女性)
そのときの彼女、すっごくワルい顔してそう! 擬音や擬態語には、実際に口に出すことで、多くを語らずとも気持ちを伝える効果もあるんですね。
「うち会社の飲み会では、お局先輩の周りに若手男子が集まって接待する決まりがあるのですが、会話の中で年齢の話になったとき、『もお~、なんで年の話なんかするの~? プンプン!』って言い出して、正直引いた」(千葉県・26歳男性)
これで、頬をふくらませるような仕草も加われば、もはや目も当てられません。言ってる本人よりも、周りがイライラするという、珍しい例です。
「職場に今年から入ってきたそこそこイケメンの男子が、私と同期女子のふたりでやっていた作業を手伝ってくれたとき。仕事を片付けて去っていく彼の後ろ姿を見ながら、同僚が『キュン』と一言。『こいつ、落ちたな……』と思った瞬間でした」(群馬県・29歳女性)
体験したことはあっても、口に出す人はまずいない“胸キュン”。いくつになっても、恋に落ちた瞬間は誰でも少女漫画のヒロインなのです!
こういった擬音や擬態語を専門用語では「オノマトペ」と言って、日本語には特に多いのだそう。子供の頃から漫画やアニメで慣れ親しんでいるだけに、ある意味、普通の言葉よりも共有できることが多そうな感じもしますよね。皆さんも、実生活で使ってみてはいかがでしょうか?
(板橋不死子+プレスラボ)
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