0
0.0(0人が評価)
2015.10.02
0
0.0(0人が評価)
2015.10.02
しっかりした人を見て「学級委員だったのかなあ」とか、がまん強い人を見て「マラソン大会がんばってたんだろうなあ」とか、その人の小学校時代を思い浮かべることってありませんか? しっかり者だから学級委員なのか、学級委員だからしっかりしたのか、本当のところは分かりませんが、小学校といえば「出席番号」。もしかしてここからも何か影響を受けてたりして? 恋愛カウンセラーの有馬樹里先生にお聞きしました。
「たとえば、一卵性双生児であっても与えられる役割や環境に違いがあれば、それに伴い異なる人格が形成されます。同じように、出席番号によって与えられる役割や環境が異なっていたなら多少は影響があるかもしれませんね。ましてや多感な時期ですから」(有馬樹里先生)
あの頃、ときに理不尽に、クラス内の役割や順番をはじめいろんなことが出席番号で決まっていたような気がします…。地域によっては「アルファベット順」や「生年月日順」もあるようですが、多くは「あいうえお順」でしたよね。
さて、もし大人になってからの恋愛に何らかの影響があるとしたら? 有馬先生、お願いします!
「何をするにも最初のほうだったこの人たちは、プレッシャーに強く、常に緊張感に耐えうるだけの心構えができている人になっているのではないでしょうか? そのため、恋愛においても、告白したり、プロポーズしたりという、緊張感を伴う場でも堂々としていられる人が多いかもしれませんね。恋人をグイグイ引っ張ったり新しいことにチャレンジしたりできるはずです」(同)
「何をするにも真ん中だったこの人たちは、周囲の空気を的確に読め、常に余裕を持って準備を整えてから臨める人になっているのではないでしょうか? そのため、気になる人がいても、相手の反応をみて上手に立ち回れるでしょう。恋愛においてもっとも相手の気持ちを考えられる常識人と言えるのではないでしょうか」(同)
「何をするにも最後のほうだったこの人たちは、かえって待つのは苦手。常に自由で独創的だったり、あるいはそういった独創性を放棄したクールな人になっているのではないでしょうか? そのため、恋愛では相手を振り回すタイプでしょうね。ただ、優柔不断にならずに、自分の気持ちをまっすぐに伝えることができるはず。気になる人がいたら、自分からアプローチをする人が多いのでは?」(同)
いかがでしたか? 思い当たった人もそうでなかった人も、いちど小学校や中学校時代の出席番号を振り返ってみてくださいね。懐かしい思い出に浸れたり、面白い再発見があったりするかもしれません。
(黒澤真紀/コンセプト21)初出 2014/4/7
0comments