ヒトメボ

心理コーディネーター

織田隼人

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読了時間:約3分

 部屋から元カノとの思い出の品が出てきた。当時の思い出に浸っていると、今の彼女がそれを見て激怒!! 「私は元カレの思い出は全部は捨てた」と彼女は言うけれど、男はなんとなく捨てられずに取っておくタイプが多いような気が…。過去の恋人からのプレゼントを捨てる人・捨てない人の違いは何? はたまた、そのタイプによって新しい恋にも影響が現れるのでしょうか?? 『モテの真実』の著者で心理コーディネーターの織田隼人さんに伺ってみました!

「取っておく派は、博愛主義者の人です。現在の恋人が一番好きだけど、過去の恋人との恋愛も良い思い出だったと考える人が多いですね。捨てる派は、昔の恋人を嫌いになることで恋を断ち切るという傾向があります。比率的には捨てない派が男性に多く、捨てる派は女性のほうが多いです」(織田さん)

 ドキッ! 実は筆者もそうなんです…(汗)。でもなぜ、とっておく派には男性が、捨てる派には女性が多いのでしょうか?

「男性は『ばらまく性』なので、一度に沢山の女性を好きになることができます。考え方としては、昔の彼女も好き、新しい彼女はもっと好き、という思考回路をもっています。なので、過去の思い出の品を未練たらしく取っておいているという訳ではなく、その品を持っていること自体を“勲章”のように捉えているケースが多いですね。一方、女性は『選ぶ性』なので、一人の男性を好きになると、そのほかの男性に興味を持たなくなります。恋人と別れた場合、嫌いになることで、想いを断ち切ることがほとんど。そのため、女性が過去の恋人のモノを捨てられていない場合は、男性より危険と言えます。つまり、過去の恋人のモノを持っているということは、未だにその彼が本命であることが多いからなのです」(同)

 同じタイプでも男女でこんなに心理の違いがあるんですね。また、「捨てない派」の人は、今後の出会いや恋愛にこんな傾向が現れやすいとか。

「新しくいいなと思う異性を見つけても、過去の恋人のほうが性格など内面の部分をよく知っている分、『前の彼ならこうだった』と比較してしまうため恋が発展しにくくなることがあります。なので、元彼との思い出の品は、捨てられるのであれば捨てちゃったほうが新しい恋を育みやすいと思いますよ」(同)

 過去の思い出に浸るのもホドホドにしたほうが良いということですね。皆さんも思い当たるフシがありませんでしたか? なかなか新しい恋に踏み出せない人や、恋愛がうまくいかないとお悩みの人は、過去の思い出の品を“断捨離”するのもひとつの手かもしれませんよ!

(冨手公嘉/verb)
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ライター

冨手公嘉

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