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2015.09.18
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2015.09.18
「明日から2泊3日の旅行! とっても楽しみなのに、準備が手つかずのまま……」「悪気はないのだけど、待ち合わせ時間にいつも遅刻してしまう……」そんな、期限ギリギリまで行動できないことで、恋人や友人を怒らせてしまっている人はいませんか? 今回は、どうして期限ギリギリまで行動できないのか、また、どうすれば期限までに行動できるようになるのかについて、恋愛心理カウンセラーの根本裕幸さんにお話を伺いました。
まずは「期限ギリギリまで行動できない人」なのかどうかをチェックしてみましょう。次のチェックリストから、あてはまるものを選んで下さい。
1) 約束の時間まであれこれ家事や用事をやってしまう
2) 連ドラのDVDや巻数の多い漫画を一気に観たり読んだりする
3) 財布と携帯があればなんとかなると思っている
4) 同じものなら1円でも安く買うことに手間を惜しまない
5) 注文したものを食べきれずに残してしまう
6) 自分だけは事故に巻き込まれないと思っている
7) 冷蔵庫や押し入れなどは人には見せられない
8) 夏休みの宿題が夏休み中に終わったことがない
9) 部屋の雰囲気にミスマッチな家具がある
10) バスタオルを2回以上使ってしまう
いかがでしたか? 7個以上あてはまった人は要注意です。4~6個チェックが入った人は、今のところは大丈夫ですが、ちょっと生活のリズムが崩れると危険です。3個以下の人は期限ギリギリまで行動できないことは少なそうですね。
それでは、「期限ギリギリまで行動できない人」について、それぞれタイプ別に、根本先生の意見を伺っていきましょう。
“目の前”のことに意識を取られ過ぎてしまうタイプ
「物事の優先順位がつけられず“目の前”のことに意識を取られ過ぎてしまう傾向があります。約束の時間に間に合わないのにもかかわらず、洗濯ものを干してしまうようなところがあるため、最終的に期限ギリギリまで行動できないと言えます」(根本先生・以下同)
*どうしたらいい?*
「何を最初にやるべきかという、優先順位をつけるとよいでしょう。そうすることで、少しずつ広い視野で物事を判断でき、期限ギリギリにならずに済みます」(同)
時間の感覚がなく、感情に流されやすいタイプ
「物事に夢中になれる長所はあるのですが、時間の感覚がなく、やるべき事ではなく、やりたいことを優先させ感情に流されやすいような傾向があります。やるべきことがぼやけてしまうため、行動に移せないのです」(同)
*どうしたらいい?*
「『どうすべきなのか?どうしたらいいのか?』を考える癖を持ちましょう。すると、自分の感情をある程度コントロールできるようになり、期限ギリギリにならずに済みます」(同)
計画性がないから、プランを立てられないタイプ
「先の見通しが立てられず、この行動をとれば、どういう結果がでるかを予想することができない傾向があります。計画性がなくプランを立てられない結果、期限ギリギリまで行動できない、という悪循環が生じてしまいます」(同)
*どうしたらいい?*
「まとめ買いや衝動買いは控えて、これが本当に必要なのか?欲しいのか?を指さし確認するつもりで意識をしてみると、結果を予想して動くことができ、期限ギリギリにならずに済みます」(同)
やや自己中心的なタイプ
「なんとかなる、もしくは自分だけは被害をこうむらないとたかをくくって大きく構えている傾向があります」(同)
*どうしたらいい?*
「謙虚になるために、人に対する言葉づかいや態度に意識を向けるといいでしょう。他人に対して不快な言動を取っていないかをチェックすることで、だいぶ意識が変わってきて、期限ギリギリにならずに済みます」(同)
面倒くさがり屋のタイプ
「このテーマの王道ともいえる面倒くさがり屋の傾向があります。期限があることは分かっているものの、やるのが面倒くさい、そのために他の予定にしわ寄せがしたとしたらその予定をずらすのも面倒くさいと思ってしまいます」(同)
*どうしたらいい?*
「まずは一つ一つコツコツとこなしていくことを覚える必要があります。ぎりぎりになったとしても、やるべきことをやる癖を付けることが大切で、まずは“今できること”を探して、チャレンジしてみることで、期限ギリギリにならずに済みます」(同)
いかがでしたか? あなたはどのタイプにあてはまったでしょうか? 期限ギリギリではなく、もっと余裕をもって行動できたら恋人や友人を怒らせてしまうこともなくなるかもしれませんよね。
(黒澤真紀/コンセプト21)初出 2013/10/10
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