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2015.06.19
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2015.06.19
都市部では特に、隣にどんな人が住んでいるのかなんて知らないこともしばしば。でも隣の家や部屋からの物音、生活の気配で、なんとなく「こんな感じの人!」とイメージしてしまうこともあるのではないでしょうか。そんな、「『お隣さんはきっとこんな人!』と勝手に想像していること」をヒトメボ読者に聞いてみました。
「隣からテレビにやたら話しかけている男性の声がする。しかも悪態系が多い。普段からうっ屈したものを溜め込んだ、寂しい人なのかなと」(東京・32歳女性)
人生が万事ハッピーハッピーな人なら、きっとわざわざテレビにそこまで悪態をつく必要もないだろうという推察。お隣さんはそれで日頃のストレスを解消しているのかもしれません。
「いちいち物音が荒くて激しい隣人。平素あの感じだと、仕事中とかも『自分はちゃんとやってます!』オーラが強い人なんじゃないだろうか」(千葉・26歳女性)
何をするにつけてもアピールが強すぎる人ってたまにいますよね。「物音が荒い」を、ストレートに「乱暴な人」「がさつ」と捉えず、背景にあるその人の性格まで分析しようとしています。なかなか深い洞察です。
「隣の一軒家から、よく家族間で言い争う声や、何かを投げつけたような激しい物音が聞こえてくる。察するに家族構成は父・母・大学生の男の子とそのお姉さん。自分は仕事の都合上、朝になってから寝るんだけど、その男の子のらしき部屋は毎日朝の5時頃まで明かりがついている。人ごとながら、家族仲が心配」(東京・34歳男性)
激しくケンカしている声や音はよく響きますし、その話題性からご近所さんに一気に知れ渡ります。心配するのももっともですが、一方で「朝になってから寝る」彼のほうこそ、逆にお隣さんから怪しく思われている可能性も大ですね。
「隣のベランダに女性の洗濯物が干してあるのが見えるんだけど、下着は派手なのに、普段着はわりと清楚な感じ。むっつりエロなお姉さんが住んでいると想像しているけど、まだ顔を見たことはない」(神奈川・26歳男性)
こういうこともありますから、女性はベランダで下着を干す際は本当に気をつけてください!
「女性が住んでいるっぽい隣の部屋から、二ヶ月に一回くらい男の声がして、それに続いて夜の嬌声が聞こえてくる。声が大きいので始まると必ずそれとわかる。彼氏にしては来訪の頻度が少ないので、遠距離恋愛に耐え忍ぶ女性か、悪い男にセフレにされて二ヶ月に一回くらい押しかけられ、それに甘んじている女性と想像」(東京・25歳男性)
結構具体的なシチュエーションまで想像してくれました。彼氏の家に行くことが多いから…とかであってほしいですね……。
「犬の吠える声と、それに優しい声で、あるいは大げさな声でしきりに話しかけている声が聞こえてくる。絶対いい人!」(千葉・24歳女性)
ペットの前では素が出やすいもの。さぞや優しく、甘い声で話しかけているのだろうと想像できます。
「隣室に人が住んでいる気配はしないのに、アパートの外から見ると夜はその部屋に必ず電気がついている。出かけているのを見たことがないし、生活音も皆無。幽霊みたいな人っていうか、むしろ幽霊が住んでるんじゃないかと思って、ちょっとこわい」(東京・29歳女性)
物音がうるさければ騒音トラブルになりますが、何の気配もしないのもそれはそれで怖いという意見。もしかしたら、騒音にものすごく気を付けて暮らしているマナーの良い人なのかもしれませんよ。
もちろん、これらの推測が当たっているかどうかはお隣さんのみぞ知るです。でもこんなふうにどんな人か勝手にイメージするだけで、それまで漠然としていた「隣人」像が少しだけ具体的になって、ちょっぴり親近感が湧いてくるから不思議なものです。あなたのお隣さんは、どんな人だと思いますか?
(藤井弘美+プレスラボ)
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