ドタキャンしたこと・されたことある？ ドタキャンの定義とは

　ずっと楽しみにして予定を入れずに準備していたのに相手がドタキャン！ ドタキャンされると、相手にのっぴきならない理由があったとしても残念ですよね。しかし、ドタキャンと言っても、どの時点でキャンセルしたらドタキャンなのでしょうか。

　どこからがドタキャンかと思うかを聞いてみたところ、最も多かったのが「当日」。続いて「前日」でした。ただし、「場合による」と考える人も少なくないようで、次のような意見も。

「どのくらい前から約束してたかによる。一週間以上前から約束してたら、前日だとドタキャンな感じがするけど、一日前に約束で当日キャンセルでもドタキャンとは思わない」（東京・女性28歳）

「デートなら当日。旅行ならキャンセル料が発生する日数」（神奈川・女性34歳）

　ドタキャンの定義は、出かける予定だった場所や、いつから約束していたかにもよるようです。

　では、ドタキャンしたとき・されたときのエピソードを聞いてみましょう。まずはドタキャンしたときのエピソードから。

ドタキャンしたことがある

「友達の結婚祝いで集まろうっていう前日に、仕事で徹夜して行けなかったときは申し訳なく思った。っていうのを幾度か繰り返すうちに、友達と約束すること自体申し訳なく思い始めて、以来不確かな約束だけはしないようにしている」（東京・女性28歳）

「急に大きな仕事の案件が来て休日出勤になってしまい、翌日に控えた友人との約束をキャンセルせざるを得なかった」（東京・女性26歳）

「友達からホームパーティーに誘われていて参加する予定だったんだけど、参加メンバーに苦手な人がいて、どうしても会いたくなかったのでドタキャンしてしまった」（神奈川・女性36歳）

「重い体調不良」（神奈川・女性34歳）

　皆さん、どうしても外せない用事や深い事情によりドタキャンしてしまったようです。続いてドタキャンされたときのエピソードです。

ドタキャンされたことがある

「彼と温泉旅行に行く予定で、旅館まで予約していたのに体調不良でドタキャンされた」（岡山・女性19歳）

「相手の強い要望でこちらが私用を無理矢理調整する形で食事の約束。当日、急遽、上京中の親と食事しなければならなくなった。とドタキャン。事情は理解したが、キャンセル理由がやや微妙だったことと、『予測できなかったことなのでやむを得ない』と正当性ばかり主張されドン引きした。数年ぶりに会うならともかく、頻繁に実家に帰っている人で、宿泊もキャンセルした本人宅に長期滞在予定。理解不能でした」（神奈川・女性34歳）

「約束した日の待ち合わせ時間に断られた」（大阪・女性21歳）

「約束の時間になっても友人が現れず、電話をしても出なかった。そのまま1時間近く待ち続けても来なかったのであきらめて帰った。帰宅後、友人から寝ていたと連絡が来た。疲れていたようだから仕方ないと思ったけど待ち続けたこっちの身にもなってほしい」（東京・女性27歳）

　理由があれど、ドタキャンされた側は納得がいかない場合が多いようです。

　今回のアンケートでは男性がドタキャンするエピソードが少なく、不思議に思ったので周辺調査をしてみたところ「男性は急な仕事が入ったというようなよほどの理由が無い限り、ほとんどドタキャンをしない」（東京・男性28歳）という意見がチラホラ。あなたの周囲ではいかがですか？

　ドタキャンにはどうしても回避できない理由がある場合もありますが、今後の信頼にも影響するのでなるべく避けたいところ。万が一ドタキャンしてしまった場合は、次の機会に埋め合わせをして信頼を取り戻したいものですね。

(姫野ケイ+プレスラボ)