ヒトメボ

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 家庭にはそれぞれ、その家ならではのルールや習慣があるもの。よそのお家にお邪魔したとき、なかでも、食卓での違いに戸惑ったという人は多いのではないでしょうか。そこで、「よそのお家でお呼ばれしたとき、びっくりしたこと」を、ヒトメボ読者に聞いてみました。

ひとつのお皿を皆でつつく

「全員分のおかずの皿がひとつ目の前に出されて、取り皿がないと食べられないのに出されず、皆直箸で食べるという……すごく嫌でした」(東京・39歳女性)

 洗い物を減らしたいのだろうか、ご飯のお茶碗で受けて食べるのだろうか、お刺身のときの醤油皿くらいは人数分もらえるのだろうか、など色々と気になってしまいます。

ご飯のお供にカルピス

「小学生の頃にお泊りしたとき、朝食に出てきたのはご飯とお味噌汁という純和風のメニューにカルピスだった…。カルピスだけならすごく好きなんだけど、給食の牛乳でもキツい自分にはちょっと…」(愛知・32歳男性)

 和食に甘い飲みものってあまり合っているってイメージはないですよね。小学生のお友達ということで最大限に気を遣ってくれたんだと思います。

砂糖入りの麦茶

「砂糖入り麦茶を出されました。紅茶みたいでおいしかったです」(東京・36歳男性)

 紅茶風と言われれば、それはそれでおいしくいただけそうですが、食事中にも飲んだりするのでしょうか。

料理が一品ずつ出てくる

「学生の頃ですが、友人宅で泊まらせていただいたとき、料理が一種類出てきて、それを全て食べてなくなったら次が出てくるというパターンがありました。母親と祖母が料理を作っているので、その二人以外の家族と一緒に食べていたのですが、二人はどうするんだろうという疑問も……」(大阪・40歳男性)

 まるでレストランで食べるフルコースのよう。お母さんとおばあちゃんがこの日どうしていたかは分かりませんが、温かいうちに食べてもらいたいという、いつもとは違う特別なおもてなしだったのかもしれませんね。

すき焼きの肉が牛肉

「すき焼きが牛肉でびっくりしたこと。実家では、父が豚肉派だったため、すき焼きと言えば豚肉でした。そのエピソードを話すたび『貧しい家に育った』と勘違いされるのも面白いです」(東京・46歳女性)

 すき焼きといえば牛肉という家庭のほうが多いでしょうし、こちらは自分が少数派だったことに気づいてびっくりしたケース。高級な豚肉が増えた昨今だとまた違った勘違いをされるのかもしれませんね。

お好み焼きに醤油

「お好み焼きにソースではなく醤油を使っていたこと。あっさりして、意外とおいしかった」(東京・27歳男性)

 この場合はお好みがけと呼んだほうが相応しそうですが、何もお好みの具材を焼くだけがお好み焼きではないようです。

お好み焼きがおかず

「同棲したての頃、関西出身の彼女に『今日はお好み焼き』と言われそのつもりで帰ったら、お好み焼きとご飯があった。『お好み焼きでご飯が食べられるか!パスタでご飯を食べるようなものだろ』と言ったらケンカになった。ナシでもないのかなあと今は思いますが」(東京・32歳男性)

 食事は文化。下手に否定すればケンカの原因にもなります。ところで、「お好み焼きをおかずにするかどうか」の境い目ってどの辺りなんでしょうね。

ご飯が最後に出てくる

「旦那と結婚する前、彼の実家に行ったら、おかずが最初に出てきて、最後に〆としてお茶漬けのご飯が出てきました。お酒が好きな家族なので、おつまみとしておかずを食べていたようでしたが、私はお酒を飲まないし、おかずと一緒にご飯を食べたかったです」(宮崎・60歳女性)

 お酒に合うおかずは、白いご飯が進むおかずでもありますよね。ところで、結婚した今でも旦那さんはご飯を最後に食べているのでしょうか。 

 よその家庭の食卓には外食などとはまた別の驚きがありますよね。あまりの違いに戸惑うこともあれば、新しいおいしさや価値観に目覚めることもあります。たまにはよそのお家でお呼ばれしてみるのもいいかもしれないですね。

(姫野ケイ+プレスラボ)
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姫野ケイ+プレスラボ

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