ヒトメボ

  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク
  • コメント入力フォームに移動する
  • 評価フォームに移動する
読了時間:約5分

 SNSの使い方はさまざま。現実の延長線上で飾らずに使っている人もいれば、少しばかり良い格好をしている人もいます。なかには現実とは全く違うキャラを意識的に演じている人も。そこで、ヒトメボ読者に「SNSで意識的にやっているキャラ設定」について聞いてみました。

動物、子ども好きキャラ

「あまり動物好きではないし、子どもと接するのも苦手なほう。でもフェイスブックにおいては、あえて動物や子どもの記事ばかりに『いいね!』をつけている」(埼玉・24歳女性)

 いったい誰に向けてのイメージ戦略なのでしょうか。もしかして、苦手意識を克服するためのトレーニングのようなものなのでしょうか。

女友達多いキャラ

「仲のいい男友達と出かけると、『今日は◯◯に来ました!』とツイッターでつぶやく。そのとき写真も載せるのだが、飲みかけのグラスを2つ写すなど、あえてもう一人いることが分かるような写真を選ぶ。でも、もう一人が男だとは気付かれないようにして、女の子と来ている雰囲気を醸し出す」(長野・29歳男性)

 「男二人で来ているとは思われたくない」と見栄をはりたい気持ちは分かります。でも、「彼女がいる」と勘違いされてしまったら、かえって恋人ができなくなり逆効果になる気もしますが…。

アウトドア好きキャラ

「外に出るのは苦手で、休日はいつも家でパジャマのままダラダラしている。でも、それだとフェイスブックのページが映えないので、定期的にアウトドアをしてきたような写真を載せている。写真は、本物のアウトドア好きである妹に協力してもらって、自分が行っていない写真をもらっている」(山梨・28歳女性)

 本当に友人とアウトドアに出かけたとき、「◯◯はアウトドア詳しいよね?」なんて聞かれてアタフタしてしまいそうです。

真面目キャラ

「普段はふざけた話しかしない自分だけど、たまには真面目に語りたいときもある。でも、そういうのを面と向かって語るのは恥ずかしいので、どうしてもSNSの場で自分の真面目な思いを放出している。すると、その投稿を見た友達が『お前、SNSだとキャラ違うな』と驚く」(東京・29歳男性)

 こちらは決して意識してキャラを作っているわけではないのですが、意識的にリアルとSNSとで語る内容を使い分けた結果、キャラを作っている…と見られてしまっているようです。

切れ者ご意見番キャラ

「いつもSNSで時事問題やアートについて短く鋭めの意見を載せているので、切れ者なのに普段はいじられキャラを演じている謙虚なやつって感じで一目置かれてる。実のところ掲示板で見かけた意見だったり、自分が以前うかつに話して突っ込まれてしまったことを自分っぽい言葉にして書いてるだけ。最近、何かあるたび『どう思う?』って聞かれるご意見番キャラみたいになってるけど急に話をふられても困る」(愛知・27歳男性)

 いじられキャラのほうは演じているわけではないから、SNS上のようにはズバッと答えられないわけですね。とはいえ、たとえ真似事でも継続していればいつかは身になるのかもしれません。

さりげないオシャレキャラ

「服や雑貨なんかの写真を載せるとき、『店頭で見つけてビビッときた』とか『長年愛用しているなかでたまたまこれだけが残った』とか『汚しちゃったけどその味がなんかいい』みたいに、あくまで自然になんとなく持ってるものって感じで高感度のオシャレ上級者風を装ってるけど全部嘘です。失敗できないのでネットで入念に下調べしてから買ってます。まあみんなそうだと思うけど!」(東京・32歳男性)

 オシャレなものはそうそう都合よく身近に転がってはいないというわけですね。センスのいい一枚が撮れるまで、写真も何度も撮り直していそうです。

「なのだぁ」キャラ

「オフィスでは、いつも隅で黙々と仕事をしている地味な女性の同僚。しかしある日、たまたま彼女のフェイスブックをのぞくと、『今日は、みんなでお花見なのだぁ』という口調で投稿していてビックリした。ちなみに、そのお花見はうちの会社のもの。そこでも彼女は、隅で黙々と飲んでいたのに…」(静岡・30歳男性)

 普段の黙々とした働きぶりが素顔なのか、あるいはSNSでの可愛らしいキャラが素顔なのか…。どちらも本当なのかもしれませんが、少なくともオフィスの同僚たちはどちら基準で接すればいいのか悩んでいることでしょう!

上場企業に勤めるセレブキャラ

「上場企業に勤めている設定にして、投稿もかなりセレブな内容に限定している。もちろんすべて真っ赤な嘘。フェイスブックは本名で載せているが、あまりに経歴が違うので、リアルの友人が自分だとは思わない。そのキャラを演じて何かするわけではないが、とにかく非現実の自分を楽しんでいる」(北海道・33歳男性)

 もはや名前以外は全て偽っている状態です…。気持ちはわかるものの、ほどほどにしておきましょうね。

 皆さん、さまざまなキャラを演じているようですね。SNSを覗いてみると、いつも何かしら新しい発見があるもの。ただ、その発見は、「キャラ設定」によるもので、真実ではないという可能性もしばしば。ということで、これからはSNSにおけるキャラ作りを見抜く力も必要になってきそうです。

(有井太郎+プレスラボ)
  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク

評価

ハートをクリックして評価してね

評価する

コメント

性別

0/400

comments

すべて見る >

ライター

有井太郎+プレスラボ

あわせて読みたい