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2015.08.20
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2015.08.20
男性の部屋に招かれたとき、さりげなく部屋チェックをしているという女性も多いかと思います。初めて女性を部屋に招くときはきれいに片づけておく人も多いものですが、だからこそ、本当のきれい好きかどうかはわからないもの。『いつも余裕のある人が実践している 男の部屋の整理術』(メディアファクトリー)の著者でかたづけ士の小松易さんに、「あわてて片付けているのか、本当に片付けているのか分かるチェックポイント」を教えていただきました。
「『部屋の片付け』と言うとリビングや寝室を片付けるイメージがありますが、来客がいちばん初めに目にするのは玄関。部屋を人に見立てたとき、玄関は顔にあたります。ここまで気を配れている男性は、本当に片付けができる人だと言えるでしょう」(小松さん)
玄関にある小物からもチェックすることができるそう。
「必要以上にビニール傘がある人は、段取り下手なクセを持っているかもしれません。カサ立てだけでなく、マンションの外の手すりに無造作にカサがかけられている場合も要注意」(同)
「玄関に郵便物や宅配物が放置されていないかチェック。日ごろの習慣で、つい無意識に置きっぱなしにしてしまう人が多いもの。その場しのぎで物事を後回しにしがちなクセがあるかもしれません」(同)
住んでいる側からは気付きにくいですが、確かにお客さん側からは一番目に付くポイントですね。
「クローゼットをどのように使っているかでも、片付け力を見抜けます。彼がクローゼットを開けた瞬間に、何割収納かチェックしてみましょう」(同)
「ハンガーラックやたんすにスペースの余裕がある状態。この使い方は片付け上級者」(同)
「なんとか服は収まっているものの、余裕はない収納方法。この状態で、上着をソファに置きっぱなしにしているとなると、無計画な生活習慣かもしれません」(同)
「服が収納しきれずに、クローゼットの中やたんすの上などに積み上げられている状態。彼のズボラ度が分かります」(同)
一人暮らしだとスペースがないことも多く、ついつい10割収納になってしまいがち。気をつけましょう!
「本棚の整理は短時間で終わるものではありませんので、素が出やすい場所と言えます。また、趣味趣向なども分かりやすい場所なのでチェックしてみましょう」(同)
「本がジャンルごとに整頓されているかされていないかを見ると、普段から片付けている人かそうでないかが分かります」(同)
「隙間に本が詰め込んであったり、本の上に本を重ねているような人、適量を把握していない証拠。先を見通すのが苦手なのかもしれません」(同)
「本には賞味期限があり、新聞や雑誌は比較的短いと言えます。そのような種類の本をいつまでもとってある人は、物が捨てられない人。過去や未練などもなかなか断ち切れないかもしれません」(同)
物を捨てられないというクセ、一緒に暮らし出すとなかなか厄介なことも…。
「片付けというのは、選択です。片付け上手な人は、自分の人生の必要なものと不必要なものが分かっているため、生き方も上手です」と小松先生。単なるきれい好きかどうか…ということではなく、生き方まで見抜けるかもしれないんですね。もし男性の部屋に行く機会があれば、よくチェックしていい男か見極めてください。
(田中結/プレスラボ)初出 2013/5/31
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